今年も商港岸壁を会場に「天旗まつり」が行われました。天旗とは凧のこの辺りでの呼び名です。去年は近くまで見に行きましたが、今年は自宅から眺めました。風をとらえて空高く上がる様子は見ている人の心をとらえるものがありますが、やっている人はさらに更に感激があるのでしょうね。
ここから会場まで直線距離で3キロぐらいでしょうか。目視でも連だこがきれいに揚がっているのが見えます。ひとつ増え、またひとつ増えどんどん伸びていきます。凧の向きから見て南風が吹いたのでしょうか。いつもなら北西からの風に乗っているはずなのに、今年は南風をとらえた凧が高く伸びているような気がしました。本当は会場から撮りたかったのですが、はやる気持ちをおさえて二階から望遠レンズで撮ってみました。魚町新聞社が思い立って取材にいけないことは滅多に無いのですが、少しの間ゆっくり書くことになりそうです。
seiko
きょうは二十四節気のひとつ立春です。暦では春だというのに、今冬最大の寒波で空気まで凍っていると感じるほどです。
定点観測していた日の出がだいぶ北上してきました。冬至の頃は亀山のそばから出ていた太陽が、ご覧の通り左端に。亀山を軸に観測していましたが、左端いっぱいいっぱいになってきました。
生前、キヨエおっぴいは「旧のお正月の餅3日も食うと、畳の目ひとっずづお日様が伸びて、春もうすぐだ。」と言っていました。今となっては畳の目の意味を詳しく聞いておけばよかったと思います。察するに、畳に当たる日差しの強弱や長短を表していたのでしょう。eikoばーちゃんと懐かしがっています。
seiko
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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