隔世ピクニック
土曜日、daijiと3人で市民の森へピクニックへ行きました。孫に案内されるドライブというのもなかなかです。
写真のとおり雲ひとつない快晴で、内湾、大島、太平洋がまる見えで、広田半島や金華山のあたりまで見えました。徳仙丈のツツジはこれから見ごろになるそうです。陽射しが強かったのでタオルを帽子がわりにしましたが、日に焼けました。
sakichi&eiko
Mさん宅は隅々まで手入れが行き届き、市街地の商家とは思えないほど洗練された雰囲気を醸し出しています。母屋の奥に見える土蔵はプライベートシアターになっていて、ここで観る映画は迫力満点。まさに隠れ家といったところです。
今年86歳になるM翁は若い頃、日本画家の川端龍子に弟子入りを熱望しましたが、当時の日本はご存知の通り。夢は叶わなかったものの、その後独学で勉強し、素晴らしい作品を残されています。毎年、牡丹が咲く季節にあわせて、屏風絵や掛け軸を展示していると聞き、eikoばーちゃんとお邪魔して楽しませていただきました。
繊細で淡いタッチの作品には、M翁の優しいお人柄が随所ににじみでていて、とても心静かなときを過ごせました。
eiko & seiko
むづかしいですね。
でも布袋様を描いている中にふと塩釜の父が浮かび、よくこんな絵を描いていたのを思い出しました。父はやはり丸顔で福相でヒゲづらでした。
毎月水墨の手本が来るので、画材は一杯です。
これからもっと上級を目ざします。
EIKO
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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