といって友人が届けてくれた地物のあさり。陸前高田の道の駅で買ったとのことなので、おそらく気仙川の河口で採れたものだと思います。先日の津波で湾内はかなりかき回されましたが、河口も相当やられたことでしょう。上流に押しやられた?それとも海底に引き戻された?きっと砂の中でじっとしていたんでしょうね、当たり前ですが。津波に耐えたものもあれば、流れに身をまかせてたまたま辿り着いたもの、とりどりの紋様を眺めていたら、あさりの一団が健気でたくましく思えてきました。よく頑張った!なんてね。
とはいえ食欲には勝てませ〜ん。
酒蒸しにして、ありがたくいただきました。
春分の風物詩、潮干狩りはもうすぐ。久しぶりに行ってみよう~かなぁ。
seiko
とうとう実力行使です。
「教科書に参考書に、それから何だりかんだり、、、いるのといらないのに区別して!」
と、長~い間帰省するたんびに言い続けてきたわたし。kenjiとdegの荷物で押し入れどころか倉庫も占拠されていました。
まず、yokoが自分のものを片付けなきゃ!と始めたのがひと月ほど前。自分のが終わって、その4倍もののダンボールに
「あったまに来る~!選ぶの大変~、何とかしてよっ」
資源ごみは紙紐でくくって月1回の収集を待たなければなりません。その数100個。そのうえ車が横付けできない山の上にある我が家にあっては、、、やじろべえ状態で降りて戻っての繰り返し。こんなんではいつまで経っても片付きません。
ひらめいた!
一輪車を買いに行きました~~。
これで1度に8個はいけるわあ!泥縄だけど。
seiko
こないだ四谷で生まれ育った友人と道端で話していたら、近所のおんちゃんおばちゃんが寄ってきて井戸端会議になった。
「あそこの娘さん練馬の工業高校生とつきあっている」だの「茶髪にしたけど挨拶はちゃんとする」だの、下世話な会話が続いてハッとした。都心にも町内のコミュニティーはちゃんと残っていて、人が多すぎて見えないだけだと。それと人間関係の濃さは中央地方関係ないのだと。
そんな四谷を本拠地にしてもう10年になるけれど、義理人情に厚い人たちに囲まれてありがたく暮らしている。
で、四谷には荒木町という、一角に数百軒の飲食店が並ぶ花街がある。そこに坊主が経営するバーがある。坊主バー。読んで字の如く、浄土真宗の僧侶が経営するバーで、店内オブジェは仏壇と曼荼羅図、フレグランスは線香。オリジナルカクテルは
「極楽浄土」「無間地獄」「灼熱地獄」など。
それに1日1回ショーがある。いわゆる僧侶による説法。
ということで一昨晩、上京した友人と坊主バーへ。
仏像と仏教画に囲まれて飲む非日常体験と少しの背徳感。「仏さまをいじって良いのか」と、ふとよぎる。でもよく考えればイスラム教のように禁じているわけでないし、忌中払いに酒はつきものだし、仏教と酒は親和性があるのだろうと勝手に解釈して飲む。隣の客はお布施と戒名の金額について話している。僕らは最近あった葬式の話やら、酩酊和尚のエピソードやら、寺社と自分の関係をつまみしたら意外と出るわ出るわ。生活に根ざしすぎて気づかないだけで、仏教との関わりはあちこちにあると思った。
坊主バー(四谷店)
新宿区荒木町6 AGビル2F
TEL:03-3353-1032
19:00〜25:00 日・祝定休
KENJI
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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