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2005-05-04

目に青葉 山ほととぎす

katsuochazuke  といえば、やってきました初鰹。

 都内のスーパーには房州沖のカツオが並び始めました。ということは、カツオ軍団が三陸沖へ北上するのもそろそろでしょうか。いよいよ本格的な水揚げシーズンですね。この時期の楽しみは何といってもカツオ茶漬け。携帯もデジカメも会社に忘れ、シャッターチャンスを逃してしまったので、居酒屋せいこのレシピから転用しました。

 カツオ茶漬けとは、ご飯を盛った丼に刺身をのせて醤油をたらし、熱いお茶をかけるだけ。刺身の表面が白くなって出汁がでて、ふのりや大葉をちらすとさらに風味が増します。

レシピはこちら

 我が家ではそれぞれ流儀があり、SAKICHI流は(1)熱い出がらしのお茶を使う(2)表面だけでなく裏にもお茶をまんべんなくかける(3)レアになった刺身は別皿に移し、わさび醤油で食す。FUMIHIDE流は(1)お茶ではなく熱湯(2)ご飯は少々、お湯を多めに入れてスープを楽しむ、といったところです。

 そういえば、KENJIはSAKICHIから厳しい指導を受けたことを思い出しました。

「そんなちゃっこい茶碗でだめだぁ。これエイコ、どんぶり持ってきてやれ。」

「端っこからゆっくりかげて、裏返してな。までにかげんだぞ。重ねっと出汁でねえぞ。しょうゆっこはちょっとでいいがんな。」と次々と指示が飛びます。

「ポットのお湯でだめだぁ。沸騰させだの使え。」

「いいがら、わがったでば〜。」

「でぎだの一切れ、どれ、俺さけんねが。」

何を隠そう、SAKICHIが食べたかったのでした。

KENJI

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