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FUMIHIDEとSEIKOが上京し、いつものコネクティングルームが満室で、たまには全員で川の字になって寝てもいいかなぁと思い、和室に宿泊。こうやって布団を並べて泊まるのは亀山荘に泊まって以来20年ぶりである。広いし眺めはいいし、ん〜久しぶりの家族団らん。それぞれ気持ちよく寝床についた。
ところが翌朝、みな怒り狂っている。どうやら鼻をつまんでも一向に収まらない僕のイビキで眠れなかったらしく、それがどれだけの騒音であるか採録までされていた。聞いてみると、確かに質の悪いバイクのエンジン音がゴォーッと響いている。夜じゅうこんなの聞かされたらそりゃ不快になるわと思いつつ、二度寝したのでありました。当事者意識の薄い環境問題。これじゃ奈良の大音量おばさんと一緒じゃないか。
「武山米店店舗及び主屋」が国登録有形文化財に登録され、登録証とプレートが交付されました。プレートは立派な桐箱に納められ、砲金鋳物(青銅)の素地で想像よりも重いです。
思えば、風待ち研究会の皆様の調査があったればこその今日です。まさか手入れもしない我が家が…と戸惑いもありましたが、様々な方とのふれあいを楽しみながら日々を送っています。魚町周辺には我が家以上に手入れが行き届いて、材料も立派な家屋がたくさんありますから、我が家だけが文化財というのももったいない話です。それぞれのお宅の事情はあると思いますが、魚町の古き良き建物を少しでも長く保存できるよう働きかけていきたいと思います。どうぞ、これからも宜しくお願いします。
ところで、プレートをどこにどんな風に付けるか?喧々諤々、口角泡飛ばし。
工事をするまで、仏壇の前に飾ることになりました。
SEIKO
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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