スローな食に、スローな家。

雨の大島航路

　日本列島中がゲリラ豪雨に引っかきまわされている感じで、ここ気仙沼も降ったり止んだり模様が続いています。土曜日、イノシシ団長は日曜の消防操法大会を午後2時までにやるやらないを決めなければならず、天気予報を見てはウーン、店先で空を眺めてはウーン。かなり悩んでいました。結局、グラウンドのコンディションも考えて取りやめになったようです。

　そしてわたしは三十日盆礼で大島の知人宅へ行ってきました。雨脚が強く少しためらいましたが、ご無沙汰ばかりなので、、、。船に乗る頃には小雨になって、商港岸壁では釣り糸をたれる太公望がちらほらと。

　望遠で靄が晴れる風景を狙っていたら、3キロ先の我が家発見！望遠レンズを初めて使いこなせた気分になりました。望遠最高！

　いままで気にも留めずに乗っていましたが、浦の浜近くに小さな島を発見。上陸して釣りをしたい衝動に駆られたわたしは、やっぱり野生人かもしれない。（笑）

　あ～、この下に牡蠣やホタテがいるんだなぁ。無事におがらいんよ！なんて浮きや筏を眺めて祈ること数分。（笑）

　すれ違ったフェリーと航路波がぶつかりあっています。雨でえびせんをまく人も居ないのでウミネコは全然追いかけてきませんでした。今日はお休みで～す、って。

seiko

今朝の空

　昨夜の豪雨が夢のように晴れ上がりました。

　天高く馬肥ゆる秋、、、そんな感じの空です。

　亀山を望んだら、、、山肌から水蒸気が立ちのぼっていました。自然の蒸し風呂のような、ミストサウナのような（笑）。

　目前の電柱では野鳥たちが何かしゃべっています。

「カメラ覗いてる場合じゃないべ」って囁かれた感じがして、さらに多くの視線に戸惑いながら。ファインダー越しにどんどん集まってくるのが分かりました。

　大丈夫。ちゃぁ～んとくず米あげるからさぁ。

seiko

日本一長い鉄道橋

　日本一長い鉄道橋は一関市にある。東北新幹線第一北上川橋梁。全長3,868m。世界でも3番目に長い。僕はてっきり三角の鉄枠で覆われたトラス部分だけかと思っていたら、一関遊水池の上にあるので高架のようなところも含めて鉄橋なのだという。

　これが鉄橋の全景。左が一ノ関駅方面。ホームから見える盛岡側の高架、実は鉄橋だったとは！浸水してもびくともしないよう施されているのだろう。それにこの鉄橋はカスリン台風なみの洪水にも十分対応している。標高32m、通常の水面からは約20m高い。洪水の写真を見たら、現代版モーセの奇跡を見た気分になった。

　

一関遊水池展望台（一関市舞川梅木）

KENJI

お引っ越し～

　蔵の中に眠っていた「仙台箪笥」を店のオブジェに引越しさせました。今となっては誰がいつ頃造ったのか？皆目解りません。初代佐兵衛さまとリキさまが所帯を持ったときに造ったのかもしれませんし、後にいくらか余裕が出来た時に造ったのかもしれないし、、、。

　fumihideが何十年も使われてない鍵穴に、錆に効くスプレーを噴霧し、ガチャガチャ試してみました。

「カギの受けが案配悪いなぁ。まぁ、いいがぁ。金塊入れて閉まっておくには支障ないな。」（大笑）　

　古くても陽の目に出すと輝くから思い切って出すといいと進言してくれた人が覗きにきてくれて

「やっぱ、いいすぺ。」

　何だかもやもやしていた不安が一気に吹き飛びました。

seiko

先人の知恵は食欲に通ず

　昭和の大火後、家と一緒に作ったと思われる御年78才の漆の戸棚です。

　最初は食器棚だったようですが重さに耐えかねて歪んでしまい、引き戸が途中までしか開かなくなって書庫になっていました。今回の改築で食器棚復活をもくろみましたが、存在感があり過ぎて、、、店に鎮座させることにしました。

　手垢やホコリまみれですが日々磨きをかけたら、昔に戻るでしょうか？

　それで磨き方をあちこちに聞いたらクルミを勧められました。

　ガーゼに包むか手ぬぐいに包んで、、、クルミの脂分で磨くのだそうです。椿油も良いと聞きましたが、値段的にクルミにしました。（笑）

　先人の知恵はすごいなと思いながら、さて脂の抜けたクルミをどう料理しようかにらめっこ中です（笑）。

seiko

＜業務連絡＞degさ～ん！メモリカードよろしく。古いカメラだとブレブレしか撮れないよぅ。（笑）