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22 posts from 2008年12 月

2008-12-18

シモン・ボリバル・ユース管弦楽団

 「動物が指揮している」と評されるグスターボ・デュダメルが初来日。しかも彼の母国であるベネズエラのシモン・ボリバル・ユース管弦楽団を引き連れて。「ユース」の名の通り、14歳から25歳までの若者で構成されるこの楽団の成り立ちがとてもユニークだ。そのへんを書くと長くなるのでファクトシートでどうぞ。それにもっとすごいのは、いま世界でもっとも評価の高いピアニストのアルゲリッチが共演するという。デュダメル指揮でこの楽団なら、何があっても出演すると言ったそうな。

 上の映像は去年、イギリスのロイヤル・アルバート・ホールでの演奏。バーンスタインのマンボ。

 下の映像はアルトゥロ・マルケス(Arturo Márquez)作曲のコンガ・デル・フエゴ。作曲家も曲も初めて耳にしたけれどメキシコ民謡のような、キューバ音楽のような、アンデス音楽のような。

 ヘビロテ中(笑)。

KENJI

2008-12-16

田舎のスタバ?

Anchorcoffee

 こないだ、友人が興奮気味に電話してきた。

「知り合いが『ぜひ行ってみたいコーヒー屋が気仙沼にある』って。詳しく聞いだっけアンカーだった」

「へぇ〜。コーヒーで気仙沼に行くっつうのもすげえな」

「それが島根県から。まさか遠くの人にそう言われると思わねがったやー。『田舎のスタバで有名』って言ってんのっさ」

 『田舎』は余計な気もするが、まぁ、田舎都会でいえば気仙沼は田舎だろうし、それはご愛嬌だとして、コーヒーショップのトップブランドと並んで評されるなんてすごいと思う。世界品質を有するから同じ土俵で比較できるわけで。よし、田舎のスタバと聞かれたら「世界のアンカー」と言い返すことにしよう。

 それはともかく、なかなか帰れないので挽き売りを愛飲している。プレス式のポットに入れ美由紀ちゃんを聴くと、気仙沼とつながっている気分になって、僕もがんばろうと思えるから不思議だ。

 年末まであとわずか。さて、頑張るか。

KENJI

アンカー・フルセイルコーヒー

2008-12-15

♪ときにはなぜか大空に〜

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 気仙沼小学校の校庭で航空スポーツ教室があることを知り、朝食もそこそこに出かけてきました。これは日本航空協会が実施しているスカイ・キッズ・プログラムの一環で、小学生が熱気球に体験搭乗するんだそうです。

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 ガスバーナーの音が聞こえてから数分後、段々ふくらんできました。

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 いよいよフワリと浮かぶ直前。てっぺんについたロープを二人がかりで、まるで気球と綱引きしているみたいです。突風で向きが変わらないように押さえているのでしょうか。

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 高さ28m、直径18mもあり、初めて見る熱気球の迫力に口あんぐり。(笑)気仙沼は松島基地の飛行航路だから飛ばせないとかで、車に巻きつけたロープで3カ所固定しています。望遠で子供たちの様子を覗いてみると、緊張しているようで笑っている子はいませんでした。上空はさえぎる建物がなく、風の流れが意外と強いんだそうで、少し流されていました。

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 滞空時間は3分位かもしれないけれど、、、思い出に残る体験したでしょうね。

 一緒に行ったyoko、

「あたしも乗りた~い!子供2人分でだめですか?って言おうおかな〜」

「そんな言ったらわたし5人分じゃない」

 体重でなく年齢が(笑)です。

seiko

2008-12-14

畠山美由紀芸能生活15周年記念コンサート

Orchardhall

 気仙沼組で押しかけた。本人がステージで「怪しいタイトル」と語った通り、お前は演歌歌手かっ!とでも突っ込みたくなるタイトル。決定過程は知らないけれど、数ある候補から選んだのは彼女自身だろうと勘ぐっている。飾らない人柄というか、バシーンと直球ど真ん中を投げてくるというか。タイトルを見て美由紀ちゃんの歌への想いは今も昔も変わらないと思った。そんな怪しいタイトルにもかかわらず、チケットは発売初日に完売、2150席あるオーチャードホールは満席。会場が見渡せる3階席だったので、下を見たら頭、頭、頭。美由紀ちゃんおめでとう〜!すごいよすごいよ!観客なのに関係者の気分で興奮した。

 約2時間半、25曲にゲストがてんこ盛り。小沼ようすけ、ハナレグミ、笹子重治、キリンジ、アン・サリー、中納良恵、次から次へと入れ替わった。お楽しみ企画でリリー・フランキーとの「ロンリー・チャップリン」は会場からどよめきと笑いが起きた。オーチャードホールだからってタキシード着用なんだもの、リリーさん。しかも白いマフラーぶら下げて。袖に下がるとき「二人で気仙沼へ営業行きましょう」だって。うはは。宮常マーケットで流す二人を想像して笑ってしまった。

 ハナレグミの永積君はどうやらアドリブで歌ったらしく、マネジャーが一生懸命探し出した歌詞が「気仙沼のねえちゃん15周年おめでとう、何ちゃらかんちゃら〜」に変わっていて、美由紀ちゃんは涅槃仏のようにズッコけていた。

 歌はといえば、伸びやかで、哀愁ただよう低音に眼球の奥が潤ってきた。どの曲だったか覚えていない。ボロボロ流す涙でなく、何ていうのだろう、うるうるでもなく、じわっとくる感じ。魂が震えるってこういうのを言うのだろうか。それとアンコールで歌ったアカペラ、会場がひとつにまとまったのを感じた。静まりかえる客席。咳の一つも聞こえない。かく言う僕も目をつぶって歌声に酔いしれた。

KENJI

↓セットリストはこちらで↓

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2008-12-13

イカの塩辛

 

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 自家製塩辛はイカを何十杯もいただいた時に作っています。それをおすそ分けして「まだ残ってっぺが?」「おかわりお願いします」なんて言われると、、、嬉しくてイカを買いに魚屋さんへ小走り。(笑)

yoko「わたしにもやらせて~」

 解体に少々時間を要しながらも、、、上手くできたようです。わたしは現場監督兼写真係。

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 刻んだイカに塩を混ぜ、その上に腑を置いて塩をまぶし、一晩冷蔵庫で寝かせて水気を切ります。

 翌朝、イカと腑に酒、味噌、醤油、七味唐辛子、ニンニクすりおろし、、、を入れて出来上がり。

 「ニンニクは小さじどのくらい?」

 「う〜ん、ちょびっと」

 「お酒は?」

 「ざばっと」

 「そんないい加減な味付けでいいの?」とyoko。

 「いいのいいの。イカが新鮮だから」と答えともつかない返事。教えるって難しいですね。(笑)

seiko

河原田ライブカメラ

BBっといー東北