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数日前、大船渡市三陸町沖の定置網にかかったミンク鯨。体長7m35cm、体重4.7トン、547万円ほどで落札されたと聞きました。
近くで獲れた鯨ですから、もう新鮮も新鮮、刺身にしてにんにく醤油でいただきました。これに冷酒が加わると、どっちもすすむので困りものです。(笑)
そしてもう一品は竜田揚げに。見た目は出来そこないの鳥唐揚げのようですが、、、柔らかくって美味し~い!し、ビールに合いますねえ。
「鯨を食べだの、、、いづだっけなぁ?」
「思い出せないねぇ」
「は、は、は、、、、。」
胃の中の鯨は、今宵もお酒の大海を知ったようです。(笑)
seiko
僕はどうも幹事を引き受けてしまう癖があって、何かするなら積極的に関わらないと気が済まぬ性分のようだ。と自分をいかにも客観視している風に書いているが、実は分かっていない。自己管理のできないおんちゃんです、はい。先週は前職の親方の慰労会やら市長になった先輩の祝賀会やらあがらいでバー!やらウィリーさんの個展やら。そういう時に限って仕事が立て続けに舞い込んで、ひぃぃぃ、きついけど楽しい〜!状態が続く。
それはともかくとして、一昨日のあがらいでバー、ゲスト予定の高本さんが急な海外出張でピンチヒッターに登板していただいた。高本さんが声をかけてくださった千葉弘喜さんと、参加予定だった俳優の藤田信宏さん。話のテーマは打ち合わせしてないのに両者とも「縁」について。詳しい内容は省くとして、縁を大事にすっぺね、ということだった。ところで縁とは何だろう。直解すれば「つながり」だろうが、いま書きながらひらめいた。縁とはテーマだ。自分と他人の距離は一定ではない。満潮もあれば干潮もある。その時々のテーマに応じて縁ができていくのだろうな、逆に言えば自分がどういうテーマを持つかによって縁も変わるのだと思った。類は友を呼ぶとはそういうことなんだろうなぁ。
・あがらいでバー!に参加してくださった皆さん、ありがとうございました〜!
・気仙沼から参加して、しかも差し入れまで提供してくださったのんさん、感謝です。
・今回も渋谷のショットバー「公界」さんや参加したKさんからも差し入れが。その心意気しかと受けとめます。
さてさて、みなとまつりまで休日なしで頑張るぞ〜!
KENJI
「テキヤ殺すにゃ刃物はいらぬ、雨の三日も降ればいい」
そんな啖呵売を思い出すほど、気仙沼は今日も雨です。五月雨でしょうか。霖雨に驟雨に涙雨。ふだんなら写真右奥に大島があるのに、濃霧で五里霧中。(笑)
ここから車で1時間弱の大船渡港に豪華客船「ふじ丸」が入港するので、行ってみようか?と言う話もありましたが、、、「こんな雨だもの、やめっぺ~。」
「下向いて咲いているの、何ていう花?」とyoko。
工事現場の隣の崖地にあって目立たないのですが、ビックリするほど大きなエゴノキ(ズサ)です。お天気が良ければ、ハチたちの恰好の蜜集めの木ですが、雨のため一匹も見当たりませんね。
エゴノキも、心なしかうなだれているように見えます。
seiko
何の変哲もない自宅そばの石垣です。できたのは昭和5年頃でしょう。当時は平坦でしたでしょうが、幾多の地震にさらされて、見た目でも分かるほど路肩が下がっています。それで石に番号をつけて、積み直しの準備中。
坂の多い当地にあって、我が家の周りもその例外でないので、何か工事をしようと思っても、人海戦術の場合が多いのです。
何をどう説明していいか?分かりませんが、、、こんな感じで進んでいました。一つひとつ外して積み上げなおして、まるでジグソーパズルのようです。
<積み直し前>
<積み直し後>
当時の工事技術を駆使して築城ならぬ築石。(笑)戦時中は食糧難をしのぐべく、ジャガイモ栽培など畑として使ったりしていたみたいです。
いい具合に仕上がってきている、、、と感じながら、汗水流しながら取り組んでいる工事関係者の方々に感謝、感謝です。
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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