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2007-06-05

セリを使って素食賛歌

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 「セリごはん」でなく「ごはんセリ」と言えるほど、セリのみじん切りをどっさり入れました。茹でておひたしで食べるには少しこっぱしくなった(この辺ではそう言いますが、当てはまる標準語が見つかりません)ので、これでもかと入れたら香りがプンプン!ごはんの甘みと塩味がバッチリ!セリのシャキシャキ感も相まって美味しかったです。

 隣は茹でたホテイチク。マヨネーズをつけてカリッといただきま~す。この時期だけなので、毎朝晩、目を皿のようにして探しています。隣家の山菜博士と競いながら(笑)。

seiko

2007-06-02

これは何~んでしょう

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 かなりマニアックな食べ物なので、見た目では分からないかもしれませんね。一発で当てたのは山菜博士のK保さんでした。

 事の始まりは「新ラッキョのモロミ和え」をご馳走になった時からでした。「ラッキョを代わりに使ったけど本当は「○○る」だと美味しいんだよね」のひと言で火がついてしまったのです。この辺の土手に確か生えてたはずだった、、、と移植ベラ片手に探しに探しました。耳元でプォ~ン、プォ~ンと囁く音にも目もくれずに、、、。土の中からコロコロ、コロコロ、これが真珠ならなぁ、、、と思いながらせっせ、せっせと掘りましたです。

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 どろんこを落として綺麗にしてあげたのもつかの間、それから大変な作業が待っていました。大きいのから順に切って、、、しまいには「やんたぐなって」も止めるわけにいかないので、発想を変えて♪これが~真珠なら~って、包丁を動かし動かし続けました。あ~つ・か・れ・た!

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 そうです、これが現物の「野蒜」です。

 熱々のご飯にのせたり、肴のつまみにしたらうんま~い。

seiko

2007-05-28

山菜・ミズを使って

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 山菜のミズをかばねやまねぇで使い切りました(食べきりました。笑)

 「かばねやまねぇで」って、何語か解らないような言葉ですが「かばねやみ」からきています。かばねやみしないで、つまりこの場合面倒くさがらないで、、となるのでしょうか。

 ミズの茎をさっと熱湯をくぐし、まな板の上ですりこ木でたたいてつぶし、包丁で細かく刻み、さらに二刀流でトントントントン、、、これでもかぁと言うくらいたたくと写真のようにトロトロ状態のミズとろろの出来上がり!

 葉っぱは天ぷらにして「季節限定(ミズの天婦羅&とろろ)ソバ」一丁!

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 そして、葉っぱを取った上のほうの細い茎を使って「漬け物」をどうぞ!

 採ってから食べるまでの手間ひま~~かばねやまねぇでいがった~。

「うんまい!」

seiko

2007-05-25

シッタカ

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 「知ったかぶり」のシッタカではありません。silkさんによると「バティラ(馬蹄?)」とも言うようです。

 ま、何のことはない通称「ツブ」です。

 唐桑方面へ配達に出かけた○入さんが、時間があったので舞根から鶴が浦に抜ける途中の浜で採ったからと届けてくれました。さっそく塩茹でしてみたら、、、、あ・ら・ら~。

 こんな筈じゃなかったとばかりにヤドカリさんが、、、可哀相になっていました。こればかりは食べる気になりません。(笑)すみ家を見つけて快適だったろうに、ごめんなさいね!

 やどかりさん以外は爪楊枝を刺して、中身をくるっと引っ張り出して、パクッと!

 う~ん、いい塩味だわ。ビールか日本酒だね。

seiko

2007-05-18

河豚が福を呼ぶ

 ある日の夕方…

「お~い!河豚さばぐがら見さこ~い!」

「はいは~い♪」

…24歳にして初の河豚。いきなり一から十まで目撃できるとは!

 調理前の現物を見て、触って感じることで、食物へのありがたさ、感謝の気持ちがより一層生まれますね。

P5100693 河豚です。

P5100694 河豚です!

P5100707  河豚の白子です!!

 ちなみに河豚の産地、山口県下関では、河豚のことを「ふく」と呼ぶそうです。ふくは福につながるし、ふぐでは「不遇」あるいは「不具」といった語感になるからだとか。

 ふくが笑顔を呼びました。

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 その数時間後…

 この河豚は15人に福を運んだのでした。おしまい。

yoko

河原田ライブカメラ

BBっといー東北