突然、某マスターが「某日6時半からfumihideの還暦祝いやっから。」と、特大サイズの生鱈(雄)を持ってきました。意味不明の申し出に戸惑っていたら「一時間貸し切ったから、鱈鍋のようなの作って5~6人で祝うべし」って。でも貸し切った場所はマンボ通りのショットバー。場違いじゃないと思っていたら、立て続けに「ワインと毛ガニ持っていくがら」ときました。
長年の付き合いでそれが何を言わんとしているか以心伝心で~す。材料はマスター持ち、料理はわたしにということでした。
ご所望の「鱈の潮汁」「野菜たっぷりの寄せ鍋」「鱈の白子のポン酢」と「ふろふき大根の柚子味噌」を作って持参しました。
ワイン以外の飲み物はお店からという趣向です。
貸切時間を過ぎて通常営業になったら、普通にお客さんが入ってきます。が、知り合いばかりでいつの間にか同席して賑やかさを通り越していました。もう、そうなるとfumihideの還暦祝いもへったくれもありません。祝ってもらった張本人、会費は払うわご祝儀は出すわで、そういうのをしっちゃかめっちゃかって言うようです(笑)。
写真のワインは山梨ので一升瓶。毛ガニも足3本で満足するほどの特大毛ガニでした。
ほんとうにご馳走様でした。
seiko
先週、同級生一行と浅草で食べたグリル佐久良のチキンライス。適度にパラパラ感があって、赤というよりオレンジ色。嗅ぐとバターの香りがして、食べると雑味のないトマトの酸味がして、その絶妙なバランスに挑戦すること1週間。ついにやりましたぞい。って誰にも頼まれていないんだけど、聞いてくださいな。
ポイントは冷蔵庫にある具材でできてしまうこと。僕は最初、トマトピューレだの発酵バターだの、特別なもの使っているんだろうな~と想像したけど全部ハズレ。発酵バターやカルピスバターで試したけど、普通のバターでも変わらなかった。ケチャップも同じ。
それと具材とご飯を別々に炒めるとバターの香りが残ること(いわゆるバターライス?)、ごはんにケチャップ絡ませるのではなく、具材に絡ませるとパラパラ感が出ること、冷や飯よりも温かい飯の方がバターがなじみやすいこと。それで何となく名店の味に近づいてきた。
ただし、ケチャップを炒めすぎると焦げ味になってしまう。この辺がプロの技なんだと思う。あと一つのフライパンでこなすんだと思う。お店で聞き耳を立てたら、炒める音は一つだったし。ジュワーって音は3分くらいだったかな。
そうそう、鶏の皮はバターの香りを消してしまうので取り除くといいです。
てなわけで、お試しあれ。
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
|
---|
気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
最近のコメント