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2007-09-15

技術向上を目指し

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 気仙沼・本吉広域防災センターで「広域消防技術大会」が行われた。日々の鍛錬が必要な職場だけに、みな無駄な動きがない。

 …と書かれた途中で、僕にお鉢が回ってきた。どうやらseiko記者のかわりにカメラを持たされたfumihide特派員が、撮ってきたもののうまく表現できなくて筆がとまったらしい。fumihide特派員は当事者に近く、威厳も必要な立場にいるし、記者の視点で書けないだろうし代筆することにした。結ぶところは「有事に備えて日々の訓練を怠らない消防署員に敬意を表したい」といったところだと思う。つうか、僕はそう思う。

 そういえば、近所のK君の夢は消防士だったのを思い出した。幼稚園児のK君はサイレンが鳴ると一目散に飛び出し、魚町屯所から出動する消防車に手を振っていた。まるで正義のヒーローを送り出すかの眼差しで、しかもその軍団に彼の父親が加わっていたからなおさらだ。たしかクリスマスプレゼントは消防車ミニカーだった。そのK君はいま、消防士として働いている。どうしているんだろう。この訓練に加わっているのだろうか。そういう原体験があるのだから、きっといい仕事していると思う。

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 これは何の訓練でしょうか。高所からの救助でしょうか。

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 これは近接消火訓練?

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 これは高所出火の消火訓練でしょう。察するに。

 災害はないに越したことはないけれど、まったくないことはあり得ない。だから初動での迅速さが肝心なのだと思う。

 「火事場さただ行って、らっつぁねぐ水かげでるわげでねぇんだぞ」

 (火事現場でやみくもに放水しているわけではないのですよ)

 と伝えたかったのかもしれない。つうか僕はそう思う。

KENJI

2007-09-09

目黒のさんま祭

 「目黒のさんま」ご当地で“祭り”合戦…品川区と目黒区(読売新聞)

 来週16日、目黒のさんま祭りがある。

 記事は都市間・産地間のつばぜり合いとして紹介されていた。そもそも品川区側は商店街のイベントとして、目黒区側は気仙沼の有志と田道住区自治会と共催で始めたものだ。それがメディアから予想外の注目を浴び、集客力もあることから区のお祭りに格上げされ、本家争いに発展した。さらに品川・宮古チームは徳島のすだちを、目黒・気仙沼チームは大分のかぼすで対抗する。って、焼く立場としてはあまり対抗意識はないのだけれど。いずれにせよ、炭火で焼いた本物の味に喜んでいただければそれで十分だと思う。会場の都合でどちらも2時間近く待たせてしまうのが難点だけれど、待つだけの価値のあるさんまを今年も焼きたいと思う。

 目黒のさんま祭 (目黒のSUNまつり)

 日時:2007年9月16日(日)10:10~さんま終了まで 雨天決行

 場所:田道広場公園

KENJI 

2007-08-08

帰省顛末記

Minatomatsuri

 去年、みなとまつりパレードで龍を見た。上沢打ち囃子の後ろになにかヒュルーっとくっついてきたように見えて、って妄想なんだけど、その瞬間「龍がいる!」と感じた。あぁ、まちが喜んでいるんだなぁと思って、その時、祭りは土地の恵みへの感謝をあらわす儀式であって、そういった精神性がある祭りは豊かだと心から思った。実は今年もそんな気分に浸れるのを期待して店先で餅を焼いていた。

 そしたら今年は気仙沼商会さんが長崎おくんちのような龍を出していて、ものすごく感動した。五十鈴神社や龍の説明チラシも一緒に配られて、読みながらやっぱり龍はいるんだと興奮した。あまりにも嬉しくて、みんな店先へ出るよう呼んだら次に宝船がやってきた。えびす様に扮した気仙沼商会の会長が、アチャー、振る舞い餅を惜しみなく撒いているではないか。去年は市役所、今年は気仙沼商会。しかも龍が率いる宝船が配っている。くっそぅ。そのうえ気温は33度。こんなに暑くては餅なんか売れるはずがない。去年の教訓を活かしてホットプレートを増やしたのに効果なし。去年以上にあきらめムードが漂って、僕は不貞寝した。

 30分くらい寝ただろうか。今年も売れると思って封をぜんぶ開けてしまったので、焼かないわけにはいかない。かといって焼いても売れないし、そんなジレンマに陥りながらチビリチビリ焼いていたら、暑さがひいた夕方には需要が高まってきた。2台のプレートをフル稼働させていよいよ勢いづいたと思ったら、今度はブレーカーが落ちた。店の奥から悲鳴と怒号があがる。それを何度か繰り返しながら、おかげさまで完売した。昨年とおなじく、潜在需要を喚起してくれたのはパレードで、龍が助けてくれたのではないかと勝手に妄想している。

 買いに来てくださったみなさん、ありがとうございました。それに土地の神様であろう龍神様と、形にしてくださった気仙沼商会さんのみなさん、ありがとうございました。

KENJI

・金曜日、下りの新幹線で東北大相撲部の監督が僕の斜め前に座っていました。彼女は到着チャイムが鳴るなり、一目散にドアへ駆け寄っていました。東北巡業へ向かう立田川親方に挨拶し、デッキにいた赤ちゃんの足をなでて「カワイイ!」を連発し、ウキウキ感が伝わってきました。本当に仙台好きなんですね。彼女はホームの階段を軽やかに降りていました。読売新聞の連載愛読してます!って言いたかったけど、言えなかった…。

・帰省翌日の仕事は玉ねぎの仕込みでした。18キロの玉ねぎを6つの鍋に分けて炒めること7時間。ひと鍋2時間ずつ、ふたつの鍋を同時に使って、体中に炒め玉ねぎのにおいがこびりつきました。

・帰りの一ノ関駅。いつも気になっていたのですが、観光案内板は岩手県ばかりで、気仙沼は真っ白なんですね。まるで北緯38度以北は真っ白な韓国の地図みたいで、いつも残念に思っています。気仙沼の玄関口はくりこま高原駅より一ノ関駅だろうから、そのへん頑張ってほしいなと思いました。それと北東北ディスティネイションキャンペーンをやっているようですが、気仙沼も北東北のような気もしますが南東北なんでしょうね。平泉を中心とした「中東北」キャンペーンがあったらいいのにと思いました。

2007-08-04

わひーん

わひーん

明日のカレーの玉ねぎ炒め係になってしもた

KENJI

~江戸の粋~絵手ぬぐい展

Etenugui

 着物作家さんの作品はじめ、約200柄の絵手ぬぐい展が来週あります。

 江戸の粋「絵手ぬぐい展」

 8月7日(火)~13日(月) 10:00~20:00

 銀座三越7F

 そして今回はなんと!着物作家さんのサイン会があるそうで、三越の案内状に「絵手ぬぐい原画作家・影山のり子サイン会」との印刷が。着物作家さんは「どうしよ~、サイン会だって。しかも私ひとり。サインじゃなくて落款でいいかお願いしてるとこ」と話していました。行かれる方は次の日時にどうぞ!

 着物作家さんのサイン会

 8月7日(火)①13:00~②15:00~ 

 8月11日(土)①13:00~②15:00~

KENJI

河原田ライブカメラ

BBっといー東北