875 posts categorized "雑感"

2009-01-16

かれぇものばりで

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 一週間ほど前、静岡のおみやげが届きました。言うことが奮っています。「ワサビだけだど何言われっか解んねがら、、、」と生マグロまでついて。(笑)

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 そして2日ほど前には鳴子のおみやげに、、、変わったワサビを貰いました。

 どういう訳か、こちらも親切に刺身がついて来ました。なんともありがたいですね。

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 そして極めつけが沖縄のおみやげだとまたまた辛い〜のばかり。泡盛に唐辛子を入れたものや激辛の島唐辛子など、つまり「辛ぇものばり」集まっています。

 旧正月だけあって、ここ数日いてつく寒さが続いています。

 さぁて、どんな料理に入れたら、、、じんわり温まりますかねぇ。

 鳴子のワサビも島唐辛子も我が家では初顔合わせです。未知の食べ物は使い勝手が解らないから、どのくらい使ったらいいか?悩みが尽きなくて。

 被験者を募集しま〜す!(笑)

seiko

2009-01-12

沖縄でふるさとを感じる

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 金曜日から沖縄本島へ。空気が丸い。でも北風に体温が奪われる。厚手のコートを持ってきてよかった。

 昨日、県立図書館で「本吉郡気仙沼より難船ニテ国々被流る事」なる古文書を見つけた。さかのぼること190年前、気仙沼を出航した新兵衛船が宮古島に漂着した、という内容。亀吉と8人の乗組員は銚子へ向かう途中、大風で航行不能のまま幸運にも宮古島で救助されたらしい。積荷の種類や在番所の対応が克明に記されていた。言葉が分からず寺の僧侶が通訳したとも書かれている。面白い。

 詳しくは後日。

KENJI

2009-01-11

牡蠣のパスタ

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 seiko記者から、あんだも持ってったんだがらそっちで書けとの厳命を受け、牡蠣のオイル漬けを使ったパスタを紹介します。この写真はseiko記者のもの。つぼみ菜も入っています。僕のは茹でたパスタにあえただけ。それだけなのに専門店の味です。ニンニクと香草の香りがしみたオイルがパスタと絡まって、牡蠣のコクが味を引き立てて。ペペロンチーノに牡蠣が加わった感じです。ぺろり平らげました。

 今回のは生がきをから煎りして水分を飛ばし、冷めてからオリーブオイルや塩コショウ、乾燥香草をたっぷり入れたそうです。レシピはこちら

 これ、炊きたてのご飯にのせてもうまそうだし、トマトベースのリゾットに混ぜるだけで本格的になるかも。

KENJI

2009-01-09

ちょすの境界線

 Mikeさんのコメントで思い出した。「ちょす」の境界はどこにあるのか真剣に考えたことがある。「しずる」と「すっかげる」の境界を考えたときだ。しずるは精神的接触、すっかげるは肉体的接触だとすれば、「ちょす」はなんだろうと。

「彼はスナックでママをしずった」

 酒場の会話程度のからかいで、後腐れのない精神的接触が想像できる。

「彼はスナックでママにすっかげだ」

 口説いたり、小突いたり、軽度の精神的・肉体的接触が想像できる。

「彼はスナックでママをちょした」

 これはやばい。重度の肉体的接触を想像してしまうのは僕だけだろうか。

 さてさて、同じ肉体的接触のすっかげるとちょすの境界はどこか。好意を寄せながら相手に通じない接触が「すっかげる」とすれば、社会通念上触れてはならぬものへの接触が「ちょす」ではないだろうか。ここでは人を例に挙げたが、治りがけのかさぶたや完成間近のジグソーパズルなど、物にも当てはまる。さらに禁止語として使われる場合が多い。そう考えると「分かっちゃいるけど触りたい」ものに対して接触する行為、それが「ちょす」なのだろう。

KENJI

2009-01-08

だれの使い方

 気仙沼弁の「だれ!」の使い方を考えてみた。標準語でいう接続詞の「だって」だが、そんな使い方は聞いたことがなく、抑揚で意味が若干異なることに気づいた。

「おらいの息子、あんだいで使ってけんねべが」(うちの子を御社で雇ってくださいませんか)

と言われたとしよう。すると考えられるだれは3つある。

「だれ!」「だーれー!」「だれだれだれだれー!」

 「だれ!」は最初から断るつもりで、はなから否定する即答だれ。次に出る言葉は「景気わるくて(雇えない)」だろう。極めて短く、スタッカートを聞かせて「だ」を強調する。

 次の「だーれー!」は否定なのか肯定なのか分からない困惑だれ。こちらは流暢かつ「れ」を強調して発音する。何度も拝み倒されているとか、対象年齢に達していないとか、困惑しつつも否定しているようでしていない、でも何となくニュアンスが伝わる、といったところだ。

 「だれだれだれだれー!」は次の言葉がみつからず、とりあえず発する連発だれ。顎を上げながら地声を半音あげて発すると言いやすい。「やぃやぃやぃやぃやぃ」ではへりくだり過ぎ、「ばばばばば」では驚きすぎ、その中間が連発だれだろう。感情を込めつつも、同じ目線で次の言葉を探しているのが垣間見える。たぶん「おらいみでなどごではもったいねでば」とか「あんな優秀な息子さんおらいで使うなんて」と相手を気遣いながらやんわり断ることだろう。また、ドアに裾が挟まったまま発車した時やおひたしに醤油をかけすぎた時に目撃者が発する。そのことから考えても、場つなぎの意味合いが強い。

 このように、相手を飽きさせないほど連発したり、相手の受け取り方で判断できるよう配慮したり、サービス精神をまぶしているのが「だれ!」なのだろう。

KENJI

 

河原田ライブカメラ

BBっといー東北