昨年より半月遅れて「カツオ」が初水揚げされました。宮崎県南郷町、三重県志摩町、高知県佐賀町などのカツオ一本釣り船11隻が315トン。匹数にすると何匹なんですかね。初水揚げなのに最盛期なみの水揚げ量だそうで、気仙沼港は活気づいています。
そうなると、やってきましたおすそ分け。カツオはやはり刺身が一番ですが、ちょっと変わったタタキもたまには良いものです。軽くあぶったカツオの上に玉葱スライス、大葉、生姜のすりおろしをのせて味ポンをかけて出来上がり。さっぱりしていてビールや日本酒、焼酎でもいいような感じ。
初鰹も待ち遠しいですが、それよりももっと楽しみなのが戻りガツオ。黒潮に乗って北上して十分に栄養を摂ったカツオは、親潮とぶつかる手前で南下します。ちょうど気仙沼の沖合あたりで獲れるカツオがほどよく脂がのるタイミングです。地元では「トロカツオ」と呼ばれ、刺身にすると切り口がまるで油を塗ったように輝いて、マグロと見間違うほどです。
「カツオくん、うんめえもの食べで戻ってだいんよ〜」
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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