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週刊AERAで連載の「都市伝説探偵団」が今週号で終了する。残念だが、奥原しんこさんのイラストも今週で見納めである。2年ちょっと、108回の連載。毎週描き続けるのは至難の業だったろうし、雑誌の場合年末進行、ゴールデンウィーク進行といって、3週間分くらい前倒して仕上げなければならない時もあるから、さぞかし大変だったと思う。奥原さん、ライターさん、そしてアエラ編集部さん、楽しませていただき有難うございました。
その奥原さん、毎年夏休みに新進気鋭のイラストレーターを引き連れて、気仙沼で小中学生向けにお絵かき教室を開催している。かれこれ7〜8年続けていると思うが、有り余る情熱を子供たちへ伝え、奉仕の気持ちで教える彼女の行動は本当に尊敬してしまう。たとえ絵でなくても、今の自分に子供達へ何か教えよといわれてもスキルも何もないのだから。
奥原さんのお絵かき教室は例年、たしかみなとまつりの前後だったはずだが、今年も同時期に開くという。詳しくは三陸新報やリアスの風に載るのかな、載ったのかな。中途半端な情報ですみません。後でよく調べます。
KENJI
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3連休前日の昼休みのこと。東京生活5年目にして、初めて“都会の喧騒から逃れる旅”をしようと決めた。
その行き先は、福島県会津若松市。単純に従姉妹が住んでいるという理由だけだったが、急な連絡にも関わらず「何にもないけどどうぞー」という温かいお言葉を受けて、何にもしない贅沢を味わいに出かけた。
7月16日土曜、早朝の東京駅。東北新幹線コンコースで会津の観光ポスターを発見。
会津を訪れるひとは
日々の流儀に泣かされ
その心にふれて涙し
去りがたい想いが頬をつたう
会津へ着く前に、会津に向かおうとしているだけで十分満足してしまう程、心に響いた文章だった。会津人の気質は「会津の三泣き」といって、よそから来た人はまずとっつきにくさに泣く、次に人情のよさに泣く、最後に離れがたくて泣くのだという。
そんな妙な達成感と、どこからともなく聞こえてくる東北弁への安心感。そこへ前日の3時間睡眠が重なり、東京〜郡山〜会津若松の約3時間、外のキラキラ輝く田園風景に目もくれず、ひたすら夢見心地で過ごした。
到着後は「昼寝とバレー中継と発泡酒」で過ごし、当初の目的通り何もしない贅沢を楽しんだ。(つづく)
yoko
ジャイブ・ユニティは仙台近郊の社会人が集まって結成したビッグバンドである。20人編成で各地でコンサートを開催して35年経つそうだ。一昨日の晩、公民館でコンサートがあった。メンバーの本業は公務員、建築、不動産と多種多様。原点はカウントベイシーのようで、レパートリーはベイシーはもちろん、エリントン、ハーマンと多彩であるが、俺はジャズについて御託を並べる知識はない。聴いて、どこかで耳にしたことがあるのを思い出して、プログラムを見て曲名を知る程度である。それでも近所でライブがあれば行くのは、ドラムに惹かれるからだ。腹の奥底に響くビートの効いたバスドラムは和太鼓に通じるものがあると感じているのは俺だけだろうか。
ボランティアで企画運営する秋彦君ほかスタッフに感謝。
fumihide
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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