« 2005年8 月 | メイン | 2005年10 月 »

26 posts from 2005年9 月

2005-09-18

港町の心意気

 本日の目黒のさんま祭り、おかげさまで晴天にも恵まれ多くの方にご来場いただきました。目黒のSUN祭り会場全体で4万人、さんま祭りの会場でも1万人以上の人出があったようです。ブログつながりのdabadabaxさんにはクッキーの差し入れを、べあメモさんにはさんま焼きまで手伝っていただきました。本当にありがとうございます。

 10年前、落語にちなんで目黒でさんまを焼いたら面白いかも、の洒落で始まった祭りがいまや目黒の、というより東京の秋の風物詩として定着しつつあると実感しました。一番乗りは朝5時半に並び始めたそうで、東京のあちこちからお見えになっていました。秋分に近いとはいえ、ピーク時には炎天下で2時間半待ち。それだけ価値のあるものとして認められていることがとても誇りです。

 気仙沼からやってきたスタッフは総勢約100名。土曜夜に出発し、車中泊で0泊2日の強行軍。しかも日当をもらうどころか、参加費を払ってやってくるのですから。ずいぶん物好きだなあと思われるかもしれませんが、それが港町の心意気なのだと思います。一度決めたらウワーッと集まって航海する、乗船したら一蓮托生、あとは野となれ山となれ…そして何よりもおいしいさんまを味わっていただきたいという純粋な思い。こういう心意気のあるまちや人に囲まれて育った僕はとても幸せだと、経てば経つほど心にしみてきます。

 現在18日23:40。そろそろスタッフの皆さんが気仙沼へ着いた頃だと思います。お疲れさまでした。来年もまた再会できるのを楽しみにしています。

KENJI

2005-09-17

気仙沼風ハロウィン

Aki_031  いつから始まったか定かではありませんが、南町の鎮守さま通称紫さんでかぼちゃ祭りが開かれます。秋の豊作を祝い、自然の恵みへの感謝のお祭りなのでしょう。毎年、地区の青年部の皆さんが世相を風刺してかぼちゃで人形を製作します。

 今年も面白い人形が並び「風流 新球団誕生」「風流 次は母で金」「風流 紫さんとかぼちゃのひ・み・つ」そして、なんと「風流 あの人は今」という気仙沼地域限定があってびっくり。

 会員数が激減しているなか、少数精鋭で作ったのでしょうね。ご苦労様でした。紫まんじゅうとかぼちゃ大福を買い、明日の目黒のさんま祭りの晴天祈願をしてきました。目黒のさんま祭りには今晩10時頃さんまのトラックと一緒にバスで出発します。今年はバス3台で向かうそうで、いつもより賑やかになりそうです。

seiko

2005-09-16

自己研鑽と秋の空

Syoubou_016Syoubou_026

 第32回広域消防技術大会が開催された。プロの消防士の技術向上が目的だけあって、きびきびとした動きで圧巻される。  

 写真は建物火災転戦防御・救急活動の様子である。転戦防御とは、隣接住宅に延焼したことを想定し、移動して消火活動をすること。救急活動は別地点で発生した事案を想定し行うもの。動作に無駄がないか、スピード、コミュニケーションの円滑度などを加味し点数化する。こういった訓練大会は一般にはあまり知られていないが、消防士たちは日々、地道に自己研鑽を積み重ねているのだ。

続きを読む "自己研鑽と秋の空" »

2005-09-15

本日の秋色

Aki_019  自然の食物シリーズ。山椒が気がつかないうちに秋の山椒になっていました。気付かないのは人間だけで、自然の営みは何にも邪魔されず確実に進んでいました。鳥はついばみに来てるのかなぁ。

 手にとって少しつぶしてみたら、ツーンとした新鮮な香りに包まれて何とも言えず嬉しくなりました。結局、「うなぎが食べたい!」って思っちゃったけど。

 簡単に山椒粉に出来る方法ってあるのでしょうか。もう少し乾燥させてすり鉢で摺って保存したら使えるでしょうか。思い立ったらやってみるべし、かな?

seiko

2005-09-14

神戸で聴く東北の情景

Kobe_sone  関西への出張がてら、ちょうど小曽根真さん作曲のピアノコンチェルト『もがみ』が演奏されることを知り、神戸へ。この曲は一昨年の国民文化祭やまがた2003で発表された作品で、最上川舟歌が随所に散りばめられていると聞いていた。演奏は小曽根さんにコスタリカ国立交響楽団、指揮は小松長生さん。曲目解説を先に読んでしまうとそのイメージに引っ張られてしまうので、読まずに席へ着いた。

 さて、小曽根さんと中南米の演奏家が奏でる東北の情景とはどんなものか、身を乗り出して聴いてみた。

続きを読む "神戸で聴く東北の情景" »

河原田ライブカメラ

BBっといー東北