港町の心意気
本日の目黒のさんま祭り、おかげさまで晴天にも恵まれ多くの方にご来場いただきました。目黒のSUN祭り会場全体で4万人、さんま祭りの会場でも1万人以上の人出があったようです。ブログつながりのdabadabaxさんにはクッキーの差し入れを、べあメモさんにはさんま焼きまで手伝っていただきました。本当にありがとうございます。
10年前、落語にちなんで目黒でさんまを焼いたら面白いかも、の洒落で始まった祭りがいまや目黒の、というより東京の秋の風物詩として定着しつつあると実感しました。一番乗りは朝5時半に並び始めたそうで、東京のあちこちからお見えになっていました。秋分に近いとはいえ、ピーク時には炎天下で2時間半待ち。それだけ価値のあるものとして認められていることがとても誇りです。
気仙沼からやってきたスタッフは総勢約100名。土曜夜に出発し、車中泊で0泊2日の強行軍。しかも日当をもらうどころか、参加費を払ってやってくるのですから。ずいぶん物好きだなあと思われるかもしれませんが、それが港町の心意気なのだと思います。一度決めたらウワーッと集まって航海する、乗船したら一蓮托生、あとは野となれ山となれ…そして何よりもおいしいさんまを味わっていただきたいという純粋な思い。こういう心意気のあるまちや人に囲まれて育った僕はとても幸せだと、経てば経つほど心にしみてきます。
現在18日23:40。そろそろスタッフの皆さんが気仙沼へ着いた頃だと思います。お疲れさまでした。来年もまた再会できるのを楽しみにしています。
KENJI
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