秋の気仙沼づくし
「deg君は特大鰹のハラスのお寿司食ったことあるかな?」と、王者の風格を醸しだしながら軽いジャブを放つような口調。気仙沼でとれるものなら一通り口にしていると自負している私たち。鮮魚卸の○入さんは、いつも突然ご馳走の材料を提供してくれます。わざと挑発的な言い回しだったのは、お産を控えた妻と娘に会うために、わざわざ1泊3日の強行軍で帰省したdegへの○入さんの心遣いなのでしょう。家族がすべき気遣いを友人がフォローしてくれて本当に助かっています。すし飯だけ作ってて、と言って電話は切れました。
内臓まわりの身をハラスといい、戻り鰹のハラスにはマグロ以上の脂が乗っていることがあります。特に大きな鰹のハラスは大トロ以上だとの評もあります。ただ、虫がいるので素人がさばくには難しい部分で家庭ではなかなか口にすることができません。○入さんは約束どおりマイ包丁を持って来て、今夜のメイン料理を作って楽しませていただきました。
特大鰹のハラスが来るならと、我が家にある食材を総動員して「沖捕り鮭のバター焼き」や「土瓶蒸し」でお出迎え。何のことはない、今宵も頂き物のオンパレードです。
深まり行く秋を味わいつくして、また明日も頑張ろうね。
seiko
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