あんこうの行方
友人の魚屋でさばかれた、あのアンコウ君の行方が一日中気になって仕方がありませんでした。面倒くさがらずに買ってきて、鍋や共和えにすれば良かったなぁと。
でも、念ずれば通ずです。回りまわって一部が私の口に納まったのであります。それもなんと、お寿司に形を変えて。初めてみる握りあんこうです。食べる前にちょっとめくってみたら、茹でたあん肝がスライスされてわさびと挟んであるではありませんか。
う~ん、美味い!至福の香りが鼻にふわ~んと抜ける週末の夜でした。
seiko
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友人の魚屋でさばかれた、あのアンコウ君の行方が一日中気になって仕方がありませんでした。面倒くさがらずに買ってきて、鍋や共和えにすれば良かったなぁと。
でも、念ずれば通ずです。回りまわって一部が私の口に納まったのであります。それもなんと、お寿司に形を変えて。初めてみる握りあんこうです。食べる前にちょっとめくってみたら、茹でたあん肝がスライスされてわさびと挟んであるではありませんか。
う~ん、美味い!至福の香りが鼻にふわ~んと抜ける週末の夜でした。
seiko
今年も商港岸壁を会場に「天旗まつり」が行われました。天旗とは凧のこの辺りでの呼び名です。去年は近くまで見に行きましたが、今年は自宅から眺めました。風をとらえて空高く上がる様子は見ている人の心をとらえるものがありますが、やっている人はさらに更に感激があるのでしょうね。
ここから会場まで直線距離で3キロぐらいでしょうか。目視でも連だこがきれいに揚がっているのが見えます。ひとつ増え、またひとつ増えどんどん伸びていきます。凧の向きから見て南風が吹いたのでしょうか。いつもなら北西からの風に乗っているはずなのに、今年は南風をとらえた凧が高く伸びているような気がしました。本当は会場から撮りたかったのですが、はやる気持ちをおさえて二階から望遠レンズで撮ってみました。魚町新聞社が思い立って取材にいけないことは滅多に無いのですが、少しの間ゆっくり書くことになりそうです。
seiko
生鮮品のトレーサビリティがだいぶ浸透していつ、どこで、誰が育てたのか一目瞭然の世の中になりました。最近のマイブームは岩手県産の牛肉です。オーストラリア産と並んでいたら迷わず個体識別番号のついた岩手県産を買ってしまいます。というのも、ひょっとしたら農家の嫁の事件簿のAKIさんが繁殖させたのかもと射幸心が湧くからで、おみくじ気分で入力して一喜一憂する。まぁ憂うというよりはざんねーん!程度の気分なのですが。もちろん誰が育てたものであってもおいしく頂戴しています。こないだ買ったのは思いがけず前沢牛でした。そんな幸運もあります。でも、ここまで書いて気づいたこと。それはAKIさんのところは短角牛だった…。東京ではいわて銀河プラザでしか扱っていない…。あぁ。
KENJI
けさ、近海マグロ船の仕込で市場の近くまで行ったので、友人の魚屋さんを覗いてきました。ひときわ目に付いたのは、やはり活魚たち。海水性のかじかやカレイ、べろーんとなったアンコウ、皮を剥かれたサメたちが並んでいました。かじかの息でしょうか、ときおり水槽からプクプクーと泡が立っていました。沈んでいたので正面から撮れませんでしたが、なかなかユニークな顔つきです。擬態色に包まれて、目がどこにあるのかわかりません。
これはサメです。海のハンターも一皮むけばきれいなピンク色になります。そして身は真っ白で、きれいな色の組み合わせに因幡の白兎を思い出しました。そういえばあれはウサギとサメのおとぎ話ですもんね。サメがとても愛嬌のある動物に見えてきました。
板の上で無力感を漂わせていたのはアンコウでした。べろーんというよりでろーんでしょうか。ヌメリを出すのは抵抗のためと言われています。エサを与えてもストレスで消化しないこともあるそうで、見た目と違ってとてもデリケートだそうです。ウナギのようにつかみづらいので、誰が編み出したのか吊るしてさばかれます。「オイラを食うのはいいけんと、最後までちゃんと食わいんよ」って、自分に都合のいい想像をしながらツバごっくんです。
業者さんでごった返してる時間に変なおばちゃん突撃でごめんなさい。これらの魚はさばくのに時間がかかるので、結局かんたんなものばかり買ってきました。
seiko
というわけで試してみました炊きたて一膳。説明書の通り内側下の線にあわせて米をすくい、上の線まで水を入れて一晩ひたしておきました。200Wの出力で15分レンジにかけて、その後10分蒸らして炊き上がりです。その間歯を磨いてはレンジをのぞき、シャワーを浴びてはレンジをのぞき、炊き上がりが待ち遠しくて仕方ありません。
出来上がりは写真の通り、ツヤツヤのご飯ができました。米が対流しているのでしょう、縁にはおねばがついていました。炊きたてだけに味も申し分ありません。
ただ、難点というか気になったのが茶碗の中でお焼香のように米を研がなければなりません。これが結構難しい。それと炊き上がった器が熱をもっていること。多分我慢できなくて自分では10分だと思っていても、蒸らしの途中に触ってしまったんだと思います。レンジでしかも茶碗のまま炊き上がるごはんに感動し、たまごをかけて食べたのでした。冷蔵庫にあった生たまごが半熟になるぐらい熱かった!
KENJI
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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