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32 posts from 2007年2 月

2007-02-28

あざらのレシピ

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「あざら一丁、おまちどおさま!」

以前レシピを載せましたが、今回は途中の写真付きで。

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段階1) 30分

鍋に白菜漬けを丸ごと入れて、漬け汁も加えて弱火で30分ほど煮る。

つまんで芯がちょっと残る位の柔らかさになったら、火からおろしてザルにあける。

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段階2) 120分

3~4センチにざく切りした白菜を鍋にいれ、細めの流水で塩抜きをする。

※塩加減により1~2時間位。

塩が抜けたらザルにあけて、軽く絞る。

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段階3) 10分

鍋に魚(目抜けが最高。赤魚、吉次、メカジキなど)を入れ、水又はだし汁を加え火が通るくらいまで煮る。

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段階4) 30分

絞っておいた白菜をのせ、中火で30分程煮る。

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段階5) 10分

最後に酒かすをのせ数分煮て、溶けてきたらかき混ぜて味をととのえる。

好みにより醤油、砂糖、などを加え火を止める。

※この作業は酒かすが焦げてしまうので一気にやります。

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 酒かすをつくった人、野菜を育てた人、魚屋さん、作った人、食べる人。

 スローな食とは顔が見えることなのかもしれません。

 素材に、人に感謝、感謝です。

seiko

2007-02-27

クイズに挑戦してみませんか?

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 スローフードフェスティバルの「聴く」コーナーでやっていた、大島の体験館館長・青野さん(ブログはこちら)が作ったクイズです。いつか体験館へと思いながら、なかなか足を運べなくって、海でなく山で体験することになりました(笑)。食べられる海の生物なら詳しいつもりでしたが、なぁ~るほどと思うものばかりで勉強になりました。

クリックして拡大してやってみませんか?

[Q1]生ワカメをお湯に入れると茶色から緑色に変わります。色が変わるのはどうして?

ワカメの茶色い色素が、
1)お湯と化学反応して緑色になってしまう。
2)お湯の熱で壊れて緑色になってしまう。
3)お湯で薄まって緑色になってしまう。

[Q2]ワカメの「めかぶ」からでる「たね」、遊走子(ゆうそうし)の形は?

1)トゲがある 2)羽がある 3)しっぽがある

[Q3]ホタテの貝殻、上はどっち?

1)平らな茶色の殻が上 2)ふくらんだ白い殻が上 3)決まっていない気まぐれ

[Q4]ホタテの「ひも」に並んでいる点々はいったい何?

1)目 2)たまご 3)うんち

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[Q5]カツオの形はどれ?(写真参照)

[Q6]カツオの泳ぐ速さはどれくらい?

1)時速20~40キロ(自転車の速さ)
2)時速60~80キロ(自動車の速さ)
3)時速200~220キロ(新幹線の速さ)

[Q7]サメはどのなかまに近い魚?

1)イルカ 2)マンボウ 3)エイ

[Q8]サメの歯は一生で何本はえ変わるの?

1)約300本 2)約3,000本 3)約30,000本

[Q9]ホヤって何者?

1)魚のなかまに近い生き物
2)イソギンチャクのなかまに近い生き物
3)貝のなかまに近い生き物

[Q10] ホヤ1ぴきが1日に吸い込む海水の量はどれくらい?

1)約2リットル(ペットボトル1本)
2)約20リットル(灯油のポリタンク1個)
3)約200リットル(ドラム缶1個)

「さあ、何問出来たでしょうか?」

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2007-02-26

縁は異なもの

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 「エイコの筆不精」のファンだとおっしゃるjunさん、旧友Oさんと二人で建物見学にお見えになりました。Oさんは、junさんが赴任している間に必ず気仙沼へ訪ねると約束していたそうですが、そのjunさん、来月には転勤になってしまいました。間に合ってよかったですね。

 色々と話をしていくうち、在京テレビ局につとめるOさんは、部下の奥さんが南町出身だったり、kenjiと面識はないけど仕事で関わりがあったと言うのです。読みは普通でも漢字が珍しいから「ん、見たことあるぞ、この名前」と(笑)。どうやら請求書の決裁で名前を見て覚えていたようです。

 どこでどう繋がっているのか、不思議を通り越して驚いてしまいました。縁は異なもの味なものですね。

 junさん、東京へ行ってもお元気で!

seiko

2007-02-25

満喫!スローライフ(2)

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 これは「さんまの燻製」の実演風景です。ドラム缶に吊るして、下から桜のチップで燻すこと2時間半。香ばしい匂いが会場中にたちこめていました。

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 傍らには原材料が干してありました。会場に着くと、どこからともなく漂ってくる良い香りがここだったのですね。はらわたを取って塩漬けにし、いったん塩を落として天日干しにしてから燻すんだそうで、とても手間暇かかっています。大谷の小野寺さん、根掘り葉掘り質問してしまいましたが丁寧に教えていただきありがとうございます。

 試食でビールが欲しくなってしまいました(笑)。

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 目黒のさんま祭りにも提供いただいている遠藤伊勢治郎さんの手作り塩。子供たち相手に実演中でした。海水を煮詰めてだんだん白っぽくなっていく様子に、子供たちはキラキラと目を輝かせていました。その様子が微笑ましかったです。

 タイトル通り、見て、触れて、味わって、感じてと、とても楽しいひとときでした。

seiko

満喫!スローライフ(1)

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 気仙沼スローフードフェスティバルに行き、真っ先に「手打ち蕎麦」コーナーを目指しました。受付には30分待ちの札があって長蛇の列です。一瞬どうしようか?と迷いましたが、食べ終えた人の表情を見たら並ばずにはいられなくなりました。300円で券を買って、「そうだ、秋彦さんが手伝っているんだっけ。働き具合でも冷やかしに」と思って、そば打ちの様子を覗かせてもらいました。

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 蕎麦打ち名人がこねて、のばして、切ってと一所懸命です。大釜で茹でる人、水で洗って盛り付ける人と、殺到する注文に大忙しです。

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 さあ、出来上がり!

 「う~、うんまい。」

 一連の作業を目で楽しんでから味わうのは格別です。

 蕎麦湯もたっぷりいただきました。

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 帰りにはnakako婆が育てた野菜をいただいて、さっそく私もスローライフを実践しています。

 天気にも恵まれて、予想以上の人出があったようです。

 関係者の皆さん、ご苦労様でした。

seiko

河原田ライブカメラ

BBっといー東北