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「知ったかぶり」のシッタカではありません。silkさんによると「バティラ(馬蹄?)」とも言うようです。
ま、何のことはない通称「ツブ」です。
唐桑方面へ配達に出かけた○入さんが、時間があったので舞根から鶴が浦に抜ける途中の浜で採ったからと届けてくれました。さっそく塩茹でしてみたら、、、、あ・ら・ら~。
こんな筈じゃなかったとばかりにヤドカリさんが、、、可哀相になっていました。こればかりは食べる気になりません。(笑)すみ家を見つけて快適だったろうに、ごめんなさいね!
やどかりさん以外は爪楊枝を刺して、中身をくるっと引っ張り出して、パクッと!
う~ん、いい塩味だわ。ビールか日本酒だね。
seiko
先週木曜日、題名のない音楽会21の公開録画へ行く。「指揮者になる夢かなえます①②」と「華麗なるTVドラマ主題曲」の3本撮りで、演奏は東京シティ・フィル。指揮者になる夢~は審査で選ばれた視聴者が指揮するという趣向。審査員は指揮者の小松長生さんと作曲家の千住明さんと服部隆之さん。指揮の優劣でなく、音楽をいかに愛しているかで審査していた。
客席で小松さんの奥さんとばったり会い「タケヤマさんは応募したの?」と聞かれる。いやぁ、知っていたら応募していたのに。というのも7年前、東京フィルの演奏会で指揮者募集に飛び跳ねて挙手したら、そんなに振りたいのならと指揮させてもらったことがある。曲はベートーベンの「運命」第一楽章をフルオーケーストラで40小節ほど。指揮棒を振り上げた瞬間、50台以上ある楽器が臨戦態勢に入る。楽団員の気が指揮棒に集まっているのが分かった。思いっきり振り下ろしたら「ジャジャジャジャーーーン」ときた。あの瞬間を思い出すと今でも興奮する。でも結局、左右から次々と出る音に右往左往して、観客はゲラゲラ笑っていた。
収録もそんな感じかと思っていたら大間違い。それぞれ練習を重ねたらしく、思いのたけを指揮棒であらわしていた。うれしさと同時に緊張感も伝わって、聴いているこっちが汗ばんでくる。日本舞踊のような、ラジオ体操のような、個性的な指揮が続く。参加者は福岡だの広島だの全国各地から集まっていた。その中に、一関から来た人がいた。金野忠さん。演奏はベートーベンの「交響曲第6番<田園>第一楽章」より。指揮前のMCで「いなかの風景を想像して振ります」と話していた。おぉ、となり町じゃないの。千厩だいが、それとも旧一関だいが。一関は広いおんな~。どの辺の風景だいが。そんな心持で聴いていたら、北上川の両岸に広がる青々とした田んぼが浮かんできた。薄衣のような、平泉の手前のような。とうとうと流れる北上川、緑色の地面に青色の空。のどかな風景が音とともにやってきた。
それで結局21人が振って、特別賞が3人、グランプリが1人。僕の斜め前には台本を持った人がいた。たぶん構成作家だと思う。グランプリ受賞者の喜びのコメントを聞いて涙ぐんでいた。音楽の喜びを爆発させていたあのコメントには、僕も泣きそうになった。
会場の雰囲気、放送で伝わればいいな~。
詳しくは放送で。
KENJI
テレビ朝日系 題名のない音楽会21
7月1日、8日放送予定
「指揮者になる夢かなえます 第1回振ってみまshow」
6月24日放送予定
「華麗なるTVドラマ主題曲」
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文化財保護・芸術研究助成財団
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