56 posts categorized "FUMIHIDE"

2005-06-27

海の境界線

hune  「フミヒデの気分は船長」の取材をすべく、湾の周辺を探検している中で案内板を発見した。

写真中、ピンクの部分は(1)船舶の放置等禁止区域、(2)漁船以外の船舶放置等禁止区域となっている。グリーン部分は(1)プレジャーボート係留許可施設(2)旅客船、貨物船、工事作業用船舶等係留許可施設とのこと。ピンク、グリーン部分は漁港区域として県が、水色部分は港湾区域として国が管理しているという。

 海上でも管理が分かれているのをはじめて知った。

 この案内図は梶が浦で見つけた。真上が西という、地図は普通、真上が北になるのにおかしいと思ったが、梶が浦から見た湾の様子だと気づかされた。

 なるほど。北半球と南半球が逆の地図や大西洋が中心の地図を見た気分になった。

fumihide

2005-06-23

愉快な仲間

ryouri_151 塩ちゃんからfumihideへ飲みの誘いがきました。最近はお茶飲み話ばかりで、一緒にノミニケーションしたのはどれほど前だったでしょう。自身の体験を開けっぴろげに語り、腹がよじれるほどの笑い話を提供するので、塩ちゃんの来訪を家族一同心待ちにしているのです。もともとは義弟の親友なのに、いつの間にか兄妹や親どころか、親戚までもが友達のような感覚になってしまうほどです。根っからのサービス精神と明るさから生まれる笑いは、なかなか真似できるものではありません。

 案の定、飲む前に殻つきカキとホタテが届きました。こちらが準備するのを察して先回り、、、こういう気配りも欠かさない方なので、ますます楽しみになります。今日は魚屋の友人にむき方を教わってきました。

 夕日を眺めながらロマンチックな食事、、、とはいかず、きっと笑いすぎて何をどこに食べたかわからなくなりそうです。

fumihide&Seiko

2005-06-17

海のダンポはん?

hune_018  昨日出船送りがあった際、近くに水産庁の船が係留されてあったので本日撮影と相成った。船名「かなえ」、船籍宮城県気仙沼市、東日本船舶所有の船を「漁業取締船」として水産庁が借り受けている。 同様の船がもう1隻係留されていた。

hune_020 初めはサンマの大漁不漁を予測する調査船と思っていたが、聞けば近海の違法操業を取り締まるのが主な仕事という。海上取締は海上保安庁が有名だが、水産庁にもそのような部署があるのを知り感心した。時速は何ノットだろうか。どの海域までいくのだろうか。興味は尽きない。

 安全航海を祈念。

FUMIHIDE

2005-06-10

夏は来ぬ

ryouri_132_2  昨年より半月遅れて「カツオ」が初水揚げされました。宮崎県南郷町、三重県志摩町、高知県佐賀町などのカツオ一本釣り船11隻が315トン。匹数にすると何匹なんですかね。初水揚げなのに最盛期なみの水揚げ量だそうで、気仙沼港は活気づいています。

 そうなると、やってきましたおすそ分け。カツオはやはり刺身が一番ですが、ちょっと変わったタタキもたまには良いものです。軽くあぶったカツオの上に玉葱スライス、大葉、生姜のすりおろしをのせて味ポンをかけて出来上がり。さっぱりしていてビールや日本酒、焼酎でもいいような感じ。

 初鰹も待ち遠しいですが、それよりももっと楽しみなのが戻りガツオ。黒潮に乗って北上して十分に栄養を摂ったカツオは、親潮とぶつかる手前で南下します。ちょうど気仙沼の沖合あたりで獲れるカツオがほどよく脂がのるタイミングです。地元では「トロカツオ」と呼ばれ、刺身にすると切り口がまるで油を塗ったように輝いて、マグロと見間違うほどです。

 「カツオくん、うんめえもの食べで戻ってだいんよ〜」

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2005-05-30

フク来たる

ryouri_124 博多あたりではお土産品で見かけますが、気仙沼では珍しいとらふぐの一夜干し。我が家では初めてです。いただいた方から「さっと炙ったのと、天ぷら!」とのリクエストにこたえ、炙り焼きと天ぷらに挑戦してみました。それと、フグといえば九州かなと思い、20年前に弟夫婦からもらった小鹿田焼と有田焼にのせてみました。

ryouri_136 軽くあぶったとらふぐは香ばしさが増して、淡白な刺身とはまた違った味にびっくり。天ぷらは3等分してさっと揚げて抹茶でいただきました。塩をつけなくても、一夜干しの程よい塩加減と抹茶の香りがマッチして、今思い出してもゴクリと喉が鳴りそうです。

SEIKO

河原田ライブカメラ

BBっといー東北