624 posts categorized "KENJI"

2007-11-04

ちょんてられない

Pb030069

 友人の結婚式で帰省して、町を歩いていたらあちこちで声をかけられた。魚屋のおじさんは「どごで?あぁプラザか。鯛出っから。俺が焼いだんだもの。」と言われ、呉服屋のおばさんは旦那さんがカトリック教会で司会すると言う。式前に出席者や献立を知ってしまう。なんか町を挙げて祝っている感じがして嬉しくなった。

 僕はカメラ係を買って出た。というのも、ちょんてられないから。じっとしていられないのだ。座って祝うのが苦手というか、祝うなら何かしたくなってしまう。30分もすれば誰の席か分からなくなるのが気仙沼の宴席。なら最初から動き回ろうかと。

 おかげさまで色々な表情が撮れた。お色直しの時、車椅子のおばあちゃんが新郎の腕にすがって皺を目一杯寄せていたり、新婦が手紙を読んだ時、新婦母が背を向けて泣いていたり。立派な写真はないけれど、すましていない普通の喜びが撮れたかなあと自己満足している。

 それはともかく、T君Mさん、おめでとう。これからもお幸せに!

KENJI

2007-11-02

畠山美由紀 with Hands of Creation
スペシャルアクト 青柳拓次

 1日、近所のイベントに畠山美由紀ちゃんが出ると知り、上着も羽織らず腕まくりのまま会社を飛び出した。このイベント、神宮外苑で開かれている東京デザイナーズウィークのスペシャルライブで、FM局のJ-WAVEイチオシのアーティストが出演する。で、1日は美由紀ちゃん。11月末の品川教会ライブが完売で、今年もしくじったから是非とも行かねば!との一念で向かう。

 ま、そんな自身の心境はいいとして、野外で聞く美由紀ちゃんの歌声もなかなか良かった。オレンジ色にライトアップされた絵画館が歌と調和して、空を見上げると小雨交じりだったけれどなんか清々しい。透んだ空気が体を突き抜けていくような、なんて言うのか、体が網みたいになって風が通るというのか、そんな感覚になった。

 一通り終えても拍手が鳴りやまない。再登場するまで少し時間がかかった。たぶん、何を歌うか相談していたのだと思う。マネージャーが舞台端から音響と照明さんに腕を挙げて丸サインを送っていた。で、アンコールを予期していなかったらしく、アカペラで「all of me」を。おぉぉ、懐かしい。美由紀ちゃんと一度きりのなんちゃってバンドを組んだ時に練習したのを思い出した。英語のニュアンスをあまり理解していなかった高校時代、気仙沼弁に直訳して「オラのすべて、なしてあんだはベロリ持ってがねぇの~」と歌ってみた。メロディーにまったく乗らなくて笑い転げた。ま、そんな解説があるはずもなく、アカペラは格調高く、とてもエレガントでございました。

 そんな美由紀ちゃんも3日から全国ツアーが始まる。仙台を皮切りに全国13カ所、このライブと同じメンバーで回るそうな。あの歌声があちこちで響くと思うと、なんかうれしい。

KENJI

2007-10-31

クリスチャンヌ・ペロション展

Perrochon_shun

 クリスチャンヌ・ペロションさんの個展が今日から11/4まで、広尾・ギャラリー旬であります。こないだアトリエへ行ったとき、ちょうど発送準備をしていて、案内状にある桜色のほか、水色、渋めの赤と黒のシリーズが梱包されていました。200点近くあったと思います。赤いシリーズは漆器の赤に近い深紅色に、銀彩の水玉が浮き出ている感じで、ニューヨーク高島屋でも見かけました。早く行かないと売れ残りばかり鑑賞することになるので、オープンと同時に行かねば。って、こないだ見てるんだった。でも行きます。

 クリスチャンヌ・ペロション展

 10/31~11/4 12:00~19:00

 東京・広尾 ギャラリー旬

 港区南麻布4-2-49 サンパレス1F TEL:03-3444-7665

KENJI

2007-10-24

あさひ鮨 SUSHI AWARDS 2007でグランプリ

 23日、ロンドンで開かれたEAT-JAPAN「スシ・アワーズ2007」で気仙沼あさひ鮨がグランプリを獲得した。おめでとうございます。

 このスシ・アワーズは英国で日本食ポータルサイトを運営するEAT-JAPANが主催し、世界各地の寿司職人を招いて腕を競う。今年は「seven sushi samurai(七人のスシ侍)」と称し、マンダリンオリエンタルホテル東京の米国人シェフやニューヨークやロンドンで高級日本食レストランを展開するNOBUグループのシェフ、日本からは築地玉寿司、あさひ鮨の職人など7名で競った。

 あさひ鮨のテーマは金色の流星。名物のふかひれ鮨で勝負した。ただし、現地調達が条件であり、フカヒレは持ち込めない。そこで、海藻をふかひれに模して味付けをしたという。

 ZAGATやミシュランで高評価のマンダリンやNOBUを差し置いてあさひ鮨がグランプリってすごいです。興奮してます。

SUSHI AWARDS 2007プレスリリース

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畠山美由紀 with ASA-CHANG & ブルーハッツ 『わたしのうた』

Watashinouta

 昭和の香りがするけど懐古的でなく、新しいと思った。畠山美由紀さんと16人編成ビッグバンドの競演で、Lover come back to meがあれば、津軽のふるさともある。帯には「彼女のルーツであるジャズスタンダードを始め、世代を超えて伝えたいうたを綴った作品集」と書いてある。浜辺の歌は7月発売のジェシー・ハリス版と聞き比べたら楽しいかも。somethin' stupidはリリー・フランキーさんと。フランク・シナトラだからフランキーなのだろうか。

 これ、港ふれあい公園で昭和の建物を眺めながら聞くか、マンボ通りのダンヒルで夢波止場のポスター眺めながら聞くといいと思う。

畠山美由紀 with ASA-CHANG & ブルーハッツ 特設サイト

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河原田ライブカメラ

BBっといー東北