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気仙沼から鮮魚が届いた。カツオ、ほたて、うに、ほや。ほしっこやハラスが発泡スチロールのすき間を埋めている。丸入商店の威信にかけて揃えた逸品ばかり、と言っちゃあ何だか特別に詰めてもらったみたいだが、いつもこんな感じで届くからこれが標準なのだろう。それにしてもおんちゃんおばちゃんの気合いが伝わってくる。
というわけで、カツオ三昧の日々が当分続きそうで、試してみたかったメニューに挑戦する。それがカツオのお茶漬け風ラーメン。今年、即席食品工業協会が主催したコンテストで最高賞を受賞したレシピで、高知市内のビアガーデンで夜な夜な行列ができているという。カツオ茶漬けはうまいけどラーメン?!しかもスープの隠し味に玄米茶!味がイメージできないけど何だかうまそうなのでアレンジして作ってみた。
スープは昆布だしに市販のスープ。レシピ通りに玄米茶を100cc。麺は生麺。薬味に長ネギと青じそ。ラーメンを作る要領とほぼ同じ。違うのは先にスープを張って茹で上がった麺を入れるのではなく、麺を盛りたたきをのせてから熱々のスープを注いだ方がよさそうだ。余熱で切断面が白んで、たたきのレア感が増してくる。
さていよいよ試食。スープをすする。思ったほど玄米茶の香りがしない。足りなかったかな。だしはしっかりとって、市販のスープにもだしが入っているだろうにしつこくない。意外とさっぱりしている。これが玄米茶の隠し味なのかもしれない。麺をすすると、カツオと青じその香りが漂って食欲を刺激する。ビアガーデンで行列ができるのもわかるなあ。
レシピは「居酒屋せいこのレシピ」を借りてのせました。
KENJI
友人に机をつくってもらう。無垢材でたたみ1畳分。両面ともカンナで削ってもらったので手触りがよく、机から離れたくなくなってしまう。やっぱり貼り物とは全然ちがうなぁ~と、肌をすりすりしてたら気持ち良くて、よだれをたらして眠ってしまった。しかも顔の脂が染みてる。ひぃぃ。でもオイルで仕上げてもらったので、拭いたら元に戻った。とにかく念願かなってうれしいでござんす。
友人は木工職人になって13年、あらゆる家具を受注生産している。最近だとドイツの世界的紳士服メーカーのショーケースなどを手がけたという。陳列やデザインで少しでも他店との差を出そうとする業界で、彼の技が活かされて、しかも気仙沼から発信していると思うとうれしくて、うれしくて。
KENJI
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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