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コロンビア大学でガンの基礎研究を続ける高校の先輩、Hさんと飲みに行き、もっぱら気仙沼ネタで盛り上がる。気高が鼎が浦と合併しただの、気小の入学児童がいずれ19人になるだの、足跡が同じだから一から説明しなくても話題が進む。そのスピード感がなんとも心地いい。
高校の話題を切り出すとき、体育教師ギッコと応援練習の話をするとだいたいの先輩方と通じる。というのもみな通ってきた道だから。勤続40年のギッコ先生に教わったOBは多く、初授業は毎年同じ。受身をとって車に轢かれなかったという自慢話なのか漫談なのか分からない話を聞かされる。それを話すと「んだんだ~」と話が広がる。応援練習は入学後の通過儀礼のようなもので、歌えないと一年格という体罰が応援団からくだされた。砂利の上に正座させられただの、スクワットめいたことさせられただの、俺らの時はこうだったと花が咲く。
経験の共有。学校にはそういう作用もあるのだと思った。
KENJI
昨日の続きです。尋常小学校の事務室前にはサザエさんの絵がありました。一家で旅行するスペシャルで取り上げてもらったそうです。
これらは登米(とよま)町にある教育資料館です。もともと尋常高等小学校で、明治21年建築、当時の洋風学校建築を代表するものだそうです。明治以降の教育史、各時代の教科書、懐かしい再現教室等展示してありました。
学校と思うだけで何だか今でも緊張する、そんな時間でした。
そして、明治22年に建てられ昭和43年まで登米警察署として使われていた建物もありました。こちらは警察資料館です。文明開化から富国強兵の時代、江戸時代とは違うことを形で表したのでしょうか。明治時代の進取の精神を感じました。
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文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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