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思い立ったら吉日。「ぎすのすり身」でさつま揚げを作りました。
ぎすを3枚におろして、皮をひこうと思ってもうまくひけない魚でした。身はかなり柔らかくって、少々皮が残っていようと小骨が入っていようとそこはご愛嬌。大雑把でもうまい具合にさつま揚げに変身してくれました。プレーンさつま揚げとヤリイカの一夜干し入り、人参ときのこ入りの3種類です。
せっかくだから上等の芋焼酎を開けようと言うfumihide。
でも二人で飲むには惜しいし、「誰かチョッカイを出してくる客人がいたら」となだめた手前、わたしも酌にお付き合い。伊佐美は次にまわして、霧島のハナタレ40度をお湯割りでくいっといただきました。
手間隙かけて作ったせいもあるでしょうが、あまりに美味しくって杯が進みすぎて、うまく書けませ~ん。
めでたし、めでたし。
seiko
「どんこ&ぎす」の関係は?答えは最後にでも。
正式にはエゾアイナメ、この辺ではどんこと呼ぶ冬の名物魚で、恵比寿講の時に神棚へ供える風習があります。我が家ではいつも「どんこ汁」で恵比寿様を迎えて商売繁盛を願っていますが、今年は別の楽しみ方をと思い「田楽」にしてみました。
白身にほどよい味噌味でうんま~い。肝もいける~。ネギ味噌でもいいかな?と思いました。
そして「ぎす」です。「きす」が訛ったものではありませんよ。
初めて生にありつきました。つぶらな瞳が「ワタシをどうするんですか?」って言われているような気がしました。気のせい、気のせい。
kenjiがその昔、蒲鉾屋さんでアルバイトしたことがあったっけ。時々おみやげにぎすのすり身を貰ってきたことを思い出しました。ちょっと面倒だけど、すり身にしてさつま揚げを作ってみようかなぁ。そして揚げたてを芋焼酎で、なんてどうかな?
seiko
どんことぎすの関係は、おすそわけのビニール袋に仲良く入っていた、ということです。答えを楽しみにしていた方、ごめんなさ~い。あまりにも可愛かったものですから。
歳末恒例のあざらが到着。さてさて、日本酒の肴にちびちびとつまむのもいいけど、ブログに載せるならあっと驚かせてやろうという射幸心が芽生えまして。というわけで、レバーペーストの代わりにあざらを乗せてみました。
それだけで十分ドロドロ感のあるあざらを、フードプロセッサでさらにペースト状にする。水っぽくなるかと思いきやお好み焼きの生地くらいの固さになった。そのペーストをバターでこんがり焼いたサンドイッチ用トーストにのせるだけ。写真奥があざらペーストのみ、アボカド、きのこソテーペースト、ミモレットチーズを加えてみた。
まずはあざらペーストのみカナッペを試食。ん、想像していたよりいけんじゃねえの?というのが正直な感想だ。バターの香りに騙されたのかもしれないが、舌にまとわりつくような食感にピリッと酸味が混じって、ゴルゴンゾラチーズのように思えてきた。これは辛口の白ワインのつまみにいいかもしれない。あとの3つは試食前、面白い味になるだろうと期待していたが、酒粕の風味にかき消されてしまって見た目の彩程度でしかなかった。
このあざらペースト、ほかにも使えるような気がしてきた。バターと生クリームでパスタソースってのはどうでしょう?肉みそを加えたら肉まんの具にならないですかね?
KENJI
ちょっと悪戯をして銘々皿にのせてみました。
「はい、これどうぞ!」とmomoさんのおみやげに、「わぁ、おいしそう!」と即反応したわたし。これが手作り石鹸だと聞いて思わずびっくりです。
一ヶ月ぐらい乾燥させてから使って、と教えられ棚の上で静かに眠っています。そのうち興味がわいて調べたら、石鹸の基本材料は油脂、精製水、苛性ソーダの3つ。
出来たての石鹸はアルカリ性が強いので、寝かせることで空気に触れて弱アルカリに落ち着き、水分を飛ばすと溶け崩れが減るそうです。洗顔に、手洗いに、お風呂にと使えるなんて、なんて素敵なんでしょう。
調べているうち、廃油石鹸の記事を読んだのを思い出しました。なるほど使い道は食器洗いから洗面所、風呂場洗い、ズック靴洗いありと、あらゆる汚れに使えるそうです。敏感肌の人は別として、環境に良いかもしれませんね。
またひとつ、おいしそう!から勉強になりました。
seiko
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