カキの風評被害、本当に気の毒なことだと思う。
ドラマ「チャングムの誓い」をご覧になった方は知っていると思うが、本来なら滋養強壮食の雄黄家鴨(ユオウ・アヒル)。それが王の病を悪化させたとの陰謀でハン尚宮(さんぐん)は死んだ。本当は違うんだけれども。
おっと、そんなことはどうでもいい。僕が言いたいのは、今回のカキの風評被害はユオウアヒル事件に似ていると思った。カキ養殖業者が激しい拷問を受けたアヒル屋で、厚生労働省がオ・ギョモで。いや、オ・ギョモはマスコミか。
と考えているうち、だんだん義憤に満ちてスーパーへ走ってしまった。気分はカン・ドックおじさんだ。このおじさん、ドラマでは3ヶ月間ユオウアヒルを食べ続けて娘の無実を証明しようとした。陳列の隅に追いやられた三陸産カキを見て、ハン尚宮の無念を晴らすと誓う。
てなわけで、チャングム風に風評被害について考えてみた。
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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