0時26分、気仙沼市唐桑で震度5強、気仙沼市笹が陣で震度5弱を観測したそうです。朝になってみないと分かりませんが、とりあえず我が家は異状なしの模様。ご心配いただき、ありがとうございます。
宮城岩手内陸地震が収まったと思ったら、今度は岩手沿岸北部ですか。モグラたたきみたいで気の毒でなりません。被災された地域、またそうでない地域も、一日も早く元通りの生活になるよう祈っています。
KENJI
今年5月まで野性時代に連載された池上永一著『テンペスト』。琉球王朝の最期を描いた作品で、琉球史を縦軸、池上テイストたっぷりの濃いキャラを横軸にして、まさに縦横無尽といったところ。次の連載が待ち遠しくて定期購読したのなんて何年ぶりだろう。その連載が来月単行本になる。上下巻あわせて1800枚の長編。でも次から次へと見せ場があって、ヤマ場があって。飽きないどころか、夜通し読んでしまうに違いない。ネタバレになるので内容は伏せておくとして、読了後の気分は厚切りステーキ完食後の満足感と同じ、いや中華フルコースか、いや何だろう。食べたことないけれど、琉球の宮廷料理を平らげた気分かな。ま、それだけ満腹度の高い作品だと思う。
話題の一冊になりそうな予感。
池上永一 テンペスト特設サイト
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九段のグランドパレスで開かれた高校の同窓会。18から86歳までの老若男女200名弱が集まる。今年は男山さんと角星さんの協賛で樽酒に鏡割り。マギー審司君のマジックショー。去年、僕が司会をして先輩方からの飛び入り注文にパンクした。なので今年は気高OBで5月までズームイン朝の岩手担当だった藤村惠一アナにお願いして、僕は補助にまわった。やっぱりプロはさすが。矢継ぎ早に飛んでくる注文をスムーズにさばいていく。審司君と絡んで、彼がいかにふるさとが好きかを引き出してくれたり、民謡全国大会に出たOBにさんさ時雨を飛び入りで歌ってもらったりと、臨機応変に進行していただいた。藤村先輩、ありがとうございました。
さてさて、会場の中はいつも通りしっちゃかめっちゃか。そこに地酒が加わったものだから、気分の良くなるOBOGが続出。ここが東京なのか気仙沼なのか分からなくなった。そしてお楽しみの二次会。ホテル最上階のラウンジで、誰かが応援歌を歌いだしたらいつの間にか大合唱に。他の客もいるからと慌ててスタッフが止めに来る。元スチュワーデスのOGが外国人客に「うるさくてごめんなさいね」と謝りに行く。うははー、やっぱり気仙沼の人達だ。
このらっつぁのなさが心地いい。
KENJI
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
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気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
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