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21 posts from 2009年12 月

2009-12-31

今年もお世話になりました

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 今年もお世話になりました。おかげさまで一家だれもが大病することなく、せいぜい僕の円形脱毛ぐらいですんだ一年でありました。バンザーイ。ありがたや、ありがたや。来年も元気で明るいニュースに満ちた1年になりますように!皆さんのご健康とご多幸を心よりお祈り申し上げます。

KENJI

 昨日、大井町に気になる仙台味噌の看板が。建物も昔の醸造所をリニューアルした感じで、なんか趣があったのでタクシーの中からパシャリ。

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 帰ってググってみたら、「仙台味噌醸造所」でした。江戸時代、ここに伊達藩の下屋敷があって、明治時代に仙台の豪商の八木久兵衛が払い下げを受けたとか。ちなみにいまも代表は八木さんでした。東京産の仙台味噌、どんなものか次回たずねようと思います。

2009-12-30

比べっこ

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「う~っ!どっちも辛い~!!」

「このツゥ~んがたまんない」

 手前のが築地で手に入れたという静岡産根わさび。

 奥が岩手・宮守産のそれと葉わさび。

 「食べ比べてね」と一言添えられて頂いて、、その感想です。。

「何ならマグロも持ってくる?」

と二言目。さすがにそれは断りましたが。

 これらを持参したAさんはマグロに関わる仕事に長い間たずさわって、1年の半分近くは海外暮らし。南アフリカからメールがあったかと思えば、2、3日後には店の前にひょっこり顔を見せたり。かと思えば翌週はイタリアだったり。なんとも世界は狭いものですね。そのAさんもマグロに対する世界的な変化もあり、縮小するか思い切ってやめるか悩んでいたようです。そして先月、ブラジルの国際会議へ参加したついでに、今までお世話になった方を訪ねて南アフリカ、フランスなど巡って、一区切りをつけました。

 なんか暗い話になってきたので、、、おしまい。Aさん、長い間ご苦労さまでした。

 大晦日のお刺身に、、、是非是非使わせてもらいます~。

 難しい話はどうも苦手ですので、来年も明るく楽しくいきますのでよ・ろ・し・く!

seiko

2009-12-27

珍餅

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 今年もあとわずか。皆さんは如何な年末を過ごしていますか?

 気忙しい!その一言に尽きると言う感じ。

 写真は何かわかるでしょうか。何かが入った切り餅に見えますが、中身まで当てたら、、、よっぽどの通。

 初めての味に感激しました~~。食感と言い、甘さと言い、胚芽のプチプチ感、素朴そのもの。調味料いらずで平らげてしまいます。

 撮っているうちに、餅のぷっくりがしぼんでしまいましたが。(笑)

 これは近所のお餅屋さんで見つけた「玄米餅」。

 普通の餅は一晩水につけますが、、、これは倍の時間が必要なんだとか。

 美味しいものへの道のりはやはり長~い!

 さぁて、年越しまであと一息!

seiko

2009-12-24

一夜干し

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 「いちやぼし」で変換したら一夜星ですって。(笑)

 魚の気持ちになったら、ほんとに一夜星。 

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 当地では珍しい「さより」がおすそ分けでやってきました。「塩フリ焼き、天ぷらでどうぞ」って言われましたが、この寒さを活用して、せっかくなので丸干しのと開きをyokoと二人三脚で、、、初めて作ってみました。 

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 「細魚」「針魚」の当て字通りですねぇ。干したから余計スリムになって。

 でも透きとおった身はやさしく淡白でありながら、口の中ではちゃんと自己主張していて美味しかった~。カボスをたらして、冷酒をくいっといくのに最適かな?

seiko

2009-12-23

どんこ汁

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 うまいっすねー!どんこ汁。月曜日、千駄ヶ谷にある居酒屋「雪っこ」で気仙沼出身の先輩方と飲んで、締めの一品として出てきました。どんぶりを受け取るなり「お〜、どんこ汁!」と雄叫びが、というのはオーバーですが、ちょっぴり顔を出した白身魚を見るなりどんこだと分かるのは、さすが気仙沼で生まれ育っただけあります。これがもし鱈汁だったらどうなるんでしょう。それはそれでおいしくいただくでしょうが、内心ちょっとがっかりするかも。てな位、どんこ汁はうまいのです。

 具はどんこ(エゾアイナメ)と絹ごし豆腐と大根と長ネギ。味付けは醤油と日本酒でしょうか。どんこから出汁がでて、見てくださいこのあぶら。はしでつまむとトゥルーっと、いやジュワーッと伝ってきます。この写真をみるだけで思い出します。

 で、まず豆腐をやっつけて、大根をやっつけてーっと、満を持してどんこ様のおなーりー!

 大きな骨は箸で外して、小骨をチューッとすすって、おぉっ、きましたきましたゼラチン質。あーっと隣には内臓、しかも肝臓だぁ!ゼラチンと肝臓の一騎打ち!両者ともに譲る気配はありません。さーてKENJIはどっちをえらぶのか?おーっと!ゼラチンに箸がのびたー!これでゼラチンの勝利か?いや長いです。奥底の固まりが見えてきました。おおーっ、これは大きい、大きいです。水上にみるみる伸びていきます。まるで蜘蛛の糸を彷彿とさせる光景であります。ああっ!ゼラチンが脱落ー!滑るように落ちた、やはり重さに耐えられなかったかゼラチン!これで肝臓がトップに躍り出たー!

 なにやってんでしょ。

 ままま、その位うまいということで話を戻すと、こぼれた身はそのまま沈ませておくのがいいんですね、これまた。底に沈んだ砕けた身でもたまると結構な量になります。それを最後、敗者復活戦のごとく飲み干す、これがたまりません。

KENJI

河原田ライブカメラ

BBっといー東北