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21 posts from 2009年12 月

2009-12-22

寒中忙あり

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 ここ数日、日本列島全館冷凍状態ですね。

 朝、松の切り株にわたぼうし。こんな風に雪が積もって、、、日中融けて、、、また夜中に降って、、、の繰り返し。地熱があるうちは融け方も早かったのですが、地面もだいぶ冷やされてだんだん融けにくくなっています。

 今日は冬至。おととい神棚のすす払いを済ませたのでまずは一安心。スッキリした気分で神様を迎えられそうです。

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 暖かさに誘われてスイセンがこんなに伸びていましたが、思わぬ攻撃に戸惑っているかも、たぶん。(笑)

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 屋根には着膨れしたスズメの一家。電線には20羽近く陣取っています。

 昨晩置いたくず米が雪で隠れたせいでしょう。エサを求めてピーチクパーチク。

「まだだいが?」

「何してんだべ!」

「ほんだけんと今朝は寒いね」

「腹へった〜」

「あんだもは!」

 なんて言っているのでしょうか。わたぼうしを取り除いたら、ものの1分で満員電車状態になりました。

 冬でも賑やかな気仙沼の朝。

seiko 

2009-12-21

気仙沼はなぜ宮城県に編入されたのか

 首都圏にいると、気仙沼は岩手県だと認識している人が意外と多い。新幹線の最寄駅は岩手県だし、地図の境界線を注視しなければ宮城県の北東がひょこっと出張っているなんて気づかないし。逆に考えれば二倍楽しめるわけで、どちらの県民性にもあてはまる。というか、誤解を恐れずに言えば僕はどっちでもいい。それと僕は県民性や国民性を当てにしていない。よく「日本人はこうだ」だの「宮城県人は」「気仙沼人は」と語られるが、あれは客観視した風にみせて自分のことを言っている。以前「宮城県人は見栄っ張り」と言う宮城県人に「あなたがね」と答えたらひどく怒られた。中にはそうでない人もいるわけで、一部の傾向を全体として捉えることにどうも違和感を覚える。

 そんな話はもとより、タイトルの内容について。4年前に調べようとしたテーマである。

・廃藩置県のさい、6回目でようやく宮城県に落ち着いた。

 賊軍となった伊達藩の力をそぎ落とすために、明治新政府の都合にあわせて改編が繰り返された結果とばかり思っていた。こないだ帰省して友人と飲んでいたら、こんな説をとなえていた。

・気仙沼の金鉱目当てに旧伊達藩と旧南部藩が綱引きをした。

・牛を馬を歩かせて境界線ができた。

 牛馬説はなんか聞いたことがある。街道の両端からそれぞれ牛と馬を走らせて、交差した地点が県境になったとか、馬が走れる距離をもとに計算したとか、そんな話だったように思う。金鉱目当て説は初めて聞いた。境界線は律令国以来の行政区分と山脈の分水嶺や河川などの地形が基本になったと思うが、いずれにせよ、宮城県編入のいきさつの中に当時の気仙沼の立ち位置が見えるような気がする。

KENJI

2009-12-20

三陸の王者 気仙沼

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 都内で唯一気仙沼ホルモンが食べられる「三陸の王者 気仙沼」へ後輩たちと忘年会を兼ねて行ってきました。新宿から中央線で37分、特急で30分強だからそんなに遠くないのに行き慣れない場所だとどうも精神的に遠く感じてしまってですね、実は初訪問だったのです。今年の4月ブログで「近々レポートします」と書きながら。

 テーブル10席、カウンター8席のこじんまりとした店内。ホルモン焼いたら店中が煙まみれです。壁には大漁旗、BGMはスタンダードジャズ。気仙沼でいえばぴんぽんとヴァンガードと小浜が合体したような感じです。木曜日のNHKドキュメンタリーの効果があったのか、金曜日は満席だったとか。となりのテーブルにいた60代の夫婦は別格を飲みながら、気仙沼は岩手県か宮城県か悩んでいました。そういえば先週帰省したとき、同級生と飲んで「気仙沼はなぜ宮城県なのか」に諸説あることがわかりました。長くなるのでそれは別にまとめます。

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 さてさて、肝心のホルモンですが、産地から仕入れているだけあってまさしく気仙沼ホルモンでした。キャベツとウスターソース、やっぱホルモンはこれですね。この冬一番の寒さだというのに生ビールが進む進む。キャベツが上品に小皿に盛られてくるので、思わずボウルで注文しちゃいました。融通を利かせてくれてありがとうございます〜。

 送ってもらっている分、ホルモン代は気仙沼より若干高めですが、それでもたらふく飲んで食って一人3000円台。胃袋も心も満足して帰路につきました。

 RIMG0125 三陸の王者 気仙沼

八王子市子安町1-3-15 坂本ビル1F

TEL:042-645-3890

営業時間:月〜土17:00〜24:00(日祝定休)

KENJI

2009-12-18

柚子

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 昼時間に毛呂山町の柚子が紹介されていました。種から育てた木が1年目、2年目、、、と並べてあって、実がなるのは、う~~ん何年目ぐらいと言っていたかな?聞き逃してしまいました。(笑)

 たわわに実をつけ、収穫前の立派な柚子の木々 は、植えてから40年経っていると言ってたっけ。

「40年?わたし60代!?」とyoko。

「こごさいるあどの4人は誰もいねべなぁ」とgunさんが言うので大笑い。

 そんな他愛のない会話から、日曜日に撮った写真を思い出しました。

 写真は2階の屋根に届かんばかりになっている、キヨエおっぴいの生家にある柚子の木です。樹齢120年くらいでしょうか。

 明治29(1896)年大津波の時のことです。漁で沖にいたおかげで生き残ったというキヨエおっぴいの祖父と父。わたしから見ればひいおじいさんと、ひいひいおじいさんですね。浜に近かった家と家族、なにもかも失って親子で現在の場所に引っ越してきたようです。詳しくは聞いていませんが、当時から自生していたのでしょうね。

 その4年後にキヨエおっぴいが生まれています。そういえば「オレのちゃっこい頃からあったんだ~」って話していたっけ。

 ご先祖さまとのつながりを感じながら柚子味噌でも作って、、、アツアツの田楽にでもしようかな~。

seiko

2009-12-17

生がきどんぶり

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 生がき。うまいっすね〜。気仙沼から1kg届きました。さて、酢がきにでもするか、オリーブオイル漬けにするか届くまで思案していたのですが…、つまみ食いのつもりが結局どんぶりで半分平らげてしまいました。縁をすべるようにつるんといくものですから止まらなくて。って器のせいにしてしまいましたが、軽く塩洗いしただけで食べられそうな安心感はなかなかないですもん。それにあの歯ごたえ。ツルッと入ったあと歯にあたるあのシコシコ感。いま書きながら思い出してよだれが溜まっています。さっき食べたばかりなのに。

 もう半分はゆっくり味わうことにしました。

KENJI

河原田ライブカメラ

BBっといー東北