刺激物その1
着物作家さんとマリコサンと昼食をとる。「御苑でカレーと言ったらココよ!」と案内されたのは、雑居ビル2階にあるインドカレー店。入口には高校の文化祭で使うようなベニヤの手作り看板がある。ここにカレー店があるのは知っていたが、怪しそうで素通りするだけだった。
薄暗い店内。カレーは6種類。二人がすすめる激辛ひよこ豆のカレーを頼んだら、くぅ~っ、汗が出るけどやめられない。スプーン代わりにナンをちぎって、ひよこ豆をすくって一口でパクッと。コリアンダーの香りがさらに食欲をそそる。今週の昼食は連続でこれ。くせになってしまった。
それで昨日、厨房が見える席に座って観察した。おばさんが5升炊きの釜から汁碗を計量カップにして飯を盛る。おじさんはナンを焼くかたわら、カレーを盛っていた。コンロには種類ごとに6つの鍋がある。その中に、真ちゅう製の洗面器のような鍋があった。よく見ると他の鍋と違って、手打ち鋳造したデコボコがある。ふふん、何か秘密がありそうだ。と勘ぐっていたら、ひよこ豆の仕上げにレードルでまんべんなくかけていたので、多分あれが激辛ルーなのだろう。
それでは洗面器ルーだけだと、超激辛なのだろうか。
しばらくカレー三昧の日が続きそうだ。
KENJI
最近のコメント