« 2006年9 月 | メイン | 2006年11 月 »
タイトルに「珍」を入れたのは珍客が持ってきた珍魚だからです。
マゼランアイナメ、通称メロです。数年前までは「銀むつ」として出回っていましたが、本当のムツと混乱するので、今はメロと呼ばれているようです。市場に出たときにはすでに切り身やみそ漬けになって、生にありつけるなんてもちろん初めてです。調べてみるとアイナメの種類ではないんです。名前の通りきっとマゼラン海峡あたりで獲れるのかなと思いきや、それも違う。南氷洋の深海に生息するんだそうです。
そういえば数年前、日本でも消費できそうな魚を探しに来た調査船が、アフリカ沖で見つけたのが「銀ムツ」というのを思い出しました。きっとマゼラン海峡あたりでアイナメに似た魚だったからなんでしょうね。ややこしい名前になったのは。
どんなルートをたどったか想像しただけで楽しくなってきました。さっと炙りをくわえて刺身にしたものをワサビ醤油でいただきました。感想はねとっりした白身の魚。お酒はさらっとした冷酒、ぬる燗かな?
持ってきてくださった珍客ことsasakiさんは年に数回、新潟の地酒などを担いでやってきます。その地酒を残したときには「今度呑む時は連絡を」と携帯番号を置いていきます。平成12年12月12日の入場券を山ほど買ってきて「人生いつもオイッチニ、オイッチニ。だからね!」って分けてくれたり。逸話が途切れない方です。これからも気の利いたお話楽しみにしていますからね!
seiko
先日の猛烈低気圧で倒されても咲き続けるコスモス。健気ですね。
制限時間1時間のチェーンソーアート実演。開始と同時にBGMが流れた。♪エブリバディダ~ンスナウ~、ジャッジャッジャッ。山あいに似つかわしくない曲と思いきや、これがまたチェーンソー音とマッチする。F1のようなスピード感と、モーグルのようにアクロバティックな動き。木くずが放物線を描いて火柱のような雪のような。これはアートというよりスポーツだと思う。終盤、ミリ単位で削るときには左に右にと、僕の頭とチェンソーの先端が同じ動きをしていた。ほんとうに息が詰まる。
チェンソーは荒削り用、小細工用のものがあった。10分くらいだろうか。オイル切れが重さでわかるのだろうか。規則的にチェーンソーを交換している。その背後でエプロンを着けた奥さんらしき方が給油する。おお、F1のピットみたいだ。
KENJI
オークションに出ていた熊は、鼻水をたらしていた。
当店など、被災した内湾地区の国登録文化財は次の団体・企業のご支援で応急修理が進められています。世界各地からのご支援に深く感謝申し上げます。
文化財保護・芸術研究助成財団
|
---|
気仙沼風待ち通信 2013年2月号(PDF) |
最近のコメント