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32 posts from 2008年1 月

2008-01-21

あおさの天ぷら

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 degさんの熊本みやげ、アオサを使って天ぷらにしてみました。見るのも触るのもなにせ初めてで、簡単レシピ通り味噌汁で何度か楽しんで、次は天ぷらにしました。青海苔とも違うし海苔とも違う、、、ぷ~んといい香りが鼻に抜けて、、、美味しいですね。

 寒いと写真を撮る気持ちも失せてしまう今日この頃。アオサと関係ない話を一席。(笑)

 ご主人亡き後、近所の小路に店を構えて40年のセツコおばちゃん。

 年は80歳くらいかな。そのセツコおばちゃん、数年前に店をたたむか悩んだ時、常連さんから「おでんはやめて、サッとした物でいいからやって」と拝み倒されて続ける決心をしたそうです。久々に行ったら、小さな店内にむさくるしい(笑)面々が相も変わらずひしめいていました。

 わたし達が行ったときにはもう勝手知ったる他人の家状態で、それぞれが言いたい放題。ラグビー早明戦を観に行って清宮前監督と話してきたとか、、、民謡「氣仙坂」を一節唸っていたり、、、なにせ狭い店内、みんな丸聞こえです。人の話にかぶさっていかないと会話ができません。それにつられたのか「カラオケも悪くないけど、、、しっとりと歌います!」とイノシシ団長。

♪酒は~もとより~好きではのまぬ 逢えぬつらさにやけでのむ 

 やめておくれよ やけ酒ばかり 弱い体をもちながら 

 あとのしまつは だれがする~ ドンドン♪ 

「そごまで歌ったらっさ、こう続げればいいっちゃ!」

♪法被の襟元に~ 火消し頭と書いてある~

 なんぼ火消しの頭でも~ 恋の炎は消しやせぬ~ サノヨイヨイ♪

 会話だろうが端唄だろうが、どんどん被さってきます。「seikoさん、この状態をブログさあげでけらいんよ!」とプレッシャーは来るのに、コップは催促してやっと。つまみも回って来ません。

 あの面々にセツコおばちゃん、かなりモウメ(蒙昧)してたね、きっと。

seiko

 

2008-01-20

新説:気仙沼の由来

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 先日、千葉県野田市にある関宿城博物館へ行ってきた。ここ一帯は利根川と江戸川の分岐にあたり、江戸から明治期にかけて利根川水運の要衝であったという。以前書いた通り、銚子で積み替えられた荷物はここを通過していたわけで、安波さま信仰もこの利根川一帯に広がっている。そういった利根川流域の文化や習俗を展示している博物館で、水運の歴史を一通り見学できた。

 利根川に沿った千葉県の地図を見ながら、ふと気づいた。この辺は沼が多いと。印旛沼だの手賀沼だの昔は湿地帯だったことが伺える。それに気仙沼が大和朝廷の版図に組み込まれた頃、関東には入植者募集の立札が立てられたと何かで読んだ。さらに中世は房総の葛西氏が気仙沼を支配したことを見ても、実は関東との人的交流は1300年前からあって、気仙沼の先祖の大半は関東から入植してきたのかもしれない。そう考えたら、ひょっとして気仙沼の「沼」ってこの辺の人が名付けたのではないかとひらめいた。

 これまでの説だと、アイヌ語で終端の港を意味する「ケセモイ」か、岩磯所の集落を意味する「ケセのマ」が訛化したと言われている。長万部や占冠と同様、アイヌ人から聞き取ったものを漢字に当てはめたのだろう。それが最初は計仙麻大島神社が示す通り「計仙麻」だったのがいつの間にか「沼」になった。中世は古町まで海だったから、その奥深い入り江を沼に見立てた張本人が房総から来た祖先だった、てな仮説を立ててみた。

 計仙麻が気仙沼と呼ばれるようになったのはいつからなんだろう。

KENJI 

2008-01-19

松の木

Matsu

 長い年月を重ねた、堂々と立つ松の木はいきいきとしています。たまには水墨画でもと思い描きました。お正月も明け、又ふだんの生活にもどりました。毎日寒い日が続いていますが、みなさん充分お気をつけて。私も風邪だけは用心しています。ではさようなら

EIKO

2008-01-17

鎮魂の朝

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 笹に小雪が積もる様子に、趣より淋しさを感じる今朝でした。

 13年前の神戸の震災が放映されているのを観ながら、、、あぁ、、、もうそんな時間が流れたんだなぁとしみじみと思いながら、あの日のことを思い出しました。当時下町に住んでいた彼らが、とある場所を通ると誰かがいるような気配を感じたり、足払いを掛けられたように転んだりするという。そんな彼らのためご祈祷に行った日でした。

 お上人さんによれば、関東大震災や空襲で行方不明のまま浮かばれない魂を拾うのではないか、その人たちは感受性が強いかもしれないとおっしゃるのです。

 ご祈祷が終わって、そういうことも有りなのかぁ~、鎮魂って大切なことなんだなぁと思いながら帰路につきました。今まで深く考えもしなかった鎮魂の意味を考えながら、テレビをつけると神戸がさらに火の海になっていた驚きは今も鮮明に覚えています。

 近所のお菓子屋さんのおばあさんが急に亡くなったり、友人知人の親御さんが亡くなったりと落ち着かない日々ですが、、、風邪ひかずに元気です。

seiko

2008-01-15

どんと祭

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 近所の氏神様、紫神社で恒例のどんと祭が行われました。昨日の天気はどこへやら。穏やかになって一安心。

 「昨日でなくてよかったね~!」

 世話役の南町青年会の方に言ったら、

 「ほんだでば。昨日のような天気でやったら、危なぐイノシシ消防団長に怒られっとごだったでば。」だって。火を使うお祭りですから、世話役の方々は火気の取り扱いに細心の注意を払っています。

 例年より出足が遅いのか、正月飾りが簡素になったのか、、、集積所はいつもより幾分少なく感じたのはわたしだけではなかったようです。

 ご時世でしょうか振る舞い甘酒はなくなっていましたが、いろいろな方と近況報告をしあい、無病息災、家内安全、、、を祈ってきました。

 お世話してくださった皆さん、ご苦労様でした。

seiko

河原田ライブカメラ

BBっといー東北