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28 posts from 2008年9 月

2008-09-12

池上永一『テンペスト』で国家を考える

Tempest2

 丸ノ内線に乗っていたら池上永一『テンペスト』の中吊り発見。筒井康隆、井上ひさし、森村誠一、なんかすごい人たちの読後感想が書かれている。スシ王子の堤幸彦監督のもあった。うひゃあ!広告だからそりゃ絶賛ばかりだけど、こんなに集まるものでもないだろう。正確に数えていないけれど30人はあったと思う。野性時代の連載ですごい小説だなと思っていたら案の定、やっぱりそうなんですか。「ページをめくる手が止まらない」だって。分かる分かる。

 内容をかいつまむと、時は19世紀。琉球王国末期の王朝を描いた物語。向学心に燃える少女が役人になって流刑になって側室になって母になって国が滅ぶ。って端折りすぎ!!まぁ、どこから説明し始めたら良いのか分からないくらい要素が詰まっているわけで、欧米列強との知恵比べやら女たちの意地悪合戦やら友情やら恋愛やら、どの切り口からでも読みごたえがあるから手に負えない。それに脇役が魅力的で感情移入してしまう。遊女に堕とされた王族、変態宦官、お上品爆弾を投下する側室、策謀に長けた女官見習い。きっつぅー、と思いつつも次の展開に息をのむ。

 その中で僕は「国家とはなにか」を考えさせられた。これを読むまで琉球が沖縄県になった程度の認識しかなく、はるか遠くの歴史だと思っていた。それが同じ日本にあって国家を解体させられた地域もあるんだなと。しかも近代に。考えてみれば東北だって1200年前、アテルイ率いる蝦夷軍が坂上田村麻呂に滅ぼされたわけで、国家形態ではなかったにせよ支配された歴史をもつ。近世近代でいえば奥州仕置も奥羽越列藩同盟の瓦解も味わった。争いがあっても、国が滅ぼされても大地は残り、人は生き続ける。国家はその枠組みでしかない。そんな風に思った。

KENJI

日々雑感、夏の名残

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 蒸し風呂状態から解放され、朝夕も涼しさを増していますが、日中はまだまだ夏!といった感じです。

 ドライフラワーと化した庭の紫陽花を撮ったら偶然ピカーッと後光が。

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 うなだれたヒマワリが気の毒だったけど、ここに来て元気を取りもどしているように見えます。

 今度の日曜のさんま祭りに向け、全体打ち合わせ、係ごとの最終確認、そして結団式をしました。今年の東京はスコールが多いんだとかで、お天気具合が何とも気になるところですが、、、台風の中でしたこともあるし、、、それを思えば何が来たってダイジョウV !

 すり身のおばちゃん今年も頑張っからね。食べにきてけらいん!

seiko

2008-09-11

りんどう

Rindou

 世の中の動きがはやくて目がまわりそうです。ずいぶん変わってきてますね。新聞を読んでも明日なにが起こるのか全然分かりませんね。まあ自分のことは自分でやる外ありませんね。9月に入って敬老会だの何だのって入ってきました。私も大いに出かけています。

eiko

2008-09-10

さんまおにぎり

さんまおにぎり

セブンイレブンへGOdash

YOKO

2008-09-09

さんまははらわたに限る!

 焼きさんまのはらわたを残す人を見るたび、一番うまいのにと内心思いつつ気が小さいので指摘できない。なのでここで表明いたします。焼きさんまははらわたに限る!と。ふつふつと煮立つはらわたに、ひんやりとした大根おろしを添えて一気に口の中へ。上品ぶって小分けしちゃいけません。大口開けて一気にですよ、一気に。そうすると口の中では苦みと辛みと酸味が三つ巴の戦いを繰り広げます。そこにビールなんぞ来ちゃあがぷり四つ。くぅ〜っ!!

 というわけで、はらわたに一家言もつfumihide名人(というわけでもないが)の食し方をseiko記者に撮影してもらった。

【付録】fumihide流さんまの食べ方

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(1)背と腹の境目に箸で筋目を入れる。

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(2)割いた部分に柑橘類をたらす。※塩加減により醤油をたらす。

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(3)腹身を大根おろしと一緒に。

(4)アルコールで一時休憩。(←ここ大事)

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(5)単行本からしおりをはずすように、背身と骨をはずす。

(6)猫またぎの一歩手前まで食べつくす。

 書きながら無性に食べたくなったぞ。ただいま深夜0時半。

 おしっ、お昼は焼きさんま定食に決めた!!

KENJI

河原田ライブカメラ

BBっといー東北